買ったまんが備忘録「鬼滅の刃(21)」「ブスに花束を。(8)」「カリスマAV男優の俺がおもちゃなんかでイくわけない!!!」
7月頭分。
また体感5分…もう!? もう一冊終わり!? みたいになって何度も読み返してしまったよ。
どう生きるかではなくどう死ぬか…というか、どう死ぬかでどう生きたかを証しする、みたいな展開にまた終始泣きっぱなしであった。
死んだ後の時間に希望があるのが凄いよなあ、と思う。
私はよく自分が死ぬことを考えるんだけど、「死んだ後どうなるのか、自分にはわからない」という部分で死にたくないし死ぬの怖いし、「自分が死んだあとに世界が続くのが嫌だから地球大爆発で死にたい」とか思っているので、鬼殺隊のようには絶対なれない。
鬼殺隊は自分の周りの大切な人や、日常を無惨によって奪われて、そんなことが起こるくらいなら自分が死のうが防ぐ方が大事と思うようになってるんだよな、そういう経験私はないもんな、と何かこう、今の時節柄もあり考え込んでしまうのだった…(8月中旬)。
終わりまで見届けるのが楽しみなような怖いような。いやもう最終回読んでるけど。
上野君の「コーンポタージュごちそう様!!」と赤羽君の「こちらこそね!!」がやたら好き。
赤羽君はすごくリアルな子だなあと思う。みんな結構、「そこまでいうことなくね?」って内心で思いつつ、「でも止めると空気悪くなるし、乗っておこう」って軽率に人を蔑んでることってあるんじゃないかなとか。
それで自分のしたことを見せつけられると後ろめたさと恥ずかしさで苛々して八つ当たりしちゃったりするんだけど、赤羽君はちゃんと田端さんにリアクションとらなきゃって考えてるから根はいい子で、でも根はいい子なのに結局は周囲に合わせてしまうあたりが軽率で、そういうところが高校生で、何となく引き摺り続けるくらいに良心があるんだから大人になる頃には空気読まずに立ち回れるようになりますように、と勝手に祈っている(私が)。
そして田端さんが周りの女の子と仲よくしてるのが嬉しい。
田端さんの絵柄的には容赦なくブスなんだけど、クラスの子は誰もそれを蔑んでないところがやっぱりすごくいいし、ストレスなく読める(だから赤羽君が出てきてびっくりしたけど、赤羽君周りの描写がすごく丁寧でリアルだったので、嫌じゃなかった)(そういえば上野君の同中の子たちは田端さんディスってたっけ)。
上野君が田端さんのこと好きだって勘づいても、田端さんの見た目や性格で揶揄わないあたり、クラスの男子たちもいい人ばっかりだ~~。たぶんこれは、上野君がそういう揶揄い方をするのが嫌いだってわかっていて、「上野に嫌われたくない」とか「上野を嫌な気分にさせたくない」という辺りの心理なんだろうなと。
だから上野君がいないところでは「上野が田端って結構意外だった」「実は俺もそう思ってた…」みたいな探り合いはありそうな気がする。
意図的に描かれていないだけで、そういう空気はちゃんとあるんだろうなとわかるのは、やっぱり花ちゃんの「私ブスだから」という叫びのおかげで(おかげっていうのも変な表現だが)、そういうさじ加減がブス花のすばらしいところだなと思っています。
トムも大塚さんも、うぐちゃんも鉄も、今回もみんな可愛くて楽しかった。
あと今月のヤングエースがすごかったので、うぐちゃんと鉄派の人は多分読んだら死ぬ。私は死んだ。
今読み返しても最後の見開きで萌えで涙がビュッて出てきた…。
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バナー広告でほいほい買ういつものパターン。
この人(受)はこの先ちゃんと仕事をやっていけるんだろうか…!? というところですごくはらはらしてしまったけど、収まるところに収まってよかった。