コロナでブロックが捗り、そしてグループは平和になった
Facebookの、地元の情報グループに閲覧のみで参加しているが何千人単位の集団なので、まあちょいちょいもめごとが起こっている。
基本的には「地元の素敵な情報をみんなで伝え合う・不満は書き込まない」ことがグループの条件だけれど、「相応しくない投稿でしたら削除してください」という姑息な前置きをして文句をガンガン書き込む人が一定数いる。
もめごとの種になる人は、些細なコメントも妙に攻撃的だったりお節介がすぎる場合が多く、見ていると疲弊してしまうので、その都度ブロックして目に入らないように対処している。
最近はコロナで、やれトイレットペーパーがないの、マスクがないの、普段以上に不平不満が溜まり始め、そのうち、
「マスクはここのお店にありましたよ」
「そういうことを書き込むと、人が殺到して危険です。買い占め助長はやめてください」
「新しくできたこのお店、とてもおいしかったのでみなさん行ってみてください」
「コロナで大変な時に人を集めるべきではありません、そのような書き込みは控えるべきでは?」
「客がこなければ店は潰れます。お店の人に死ねというんですか?」
「成程、自分のことしか考えられないんですね」
みたいな、まあありがちな、めんどくせぇやり取りがどんどん始まったので、どんどんブロックしていった。
そうしたら、書き込みがほとんど見えなくなった。
何千人いるコミュニティでも、積極的に発言しているのはせいぜい15.6人で、積極的に発言するタイプの人はたいてい文句も多い人なので(文句に限らず常に言いたいことが多いタイプというか)、そういう人を見えなくしていくと、半分以上の書き込みが消え失せる。
リプが15個ついている表示になっているのに、覗いてみたら一人しか見えてない書き込みがいっぱいになった。
でもまあ、平和でよい。
もめごとを持ってくる人のコメントは、ほとんど見る必要のない個人の主張なので、本来の目的である「街であったちょっといいこと」とか「おいしいお店」とか「綺麗なお花が咲いているスポット」とか、そういうのが見られればいいのだ。
何から何までSNSで情報を集めて議論しなければ真剣に生きていないというわけでもあるまいし、楽しい場所は楽しくなれるよう、自分でどうこうしていくしかないんだなと、スカスカになったグループ掲示板を見て改めて思うのであった。