この季節どうしても風邪をひかずには通れない+買ったまんが+読んだ手帳の本
そういうわけで風邪をひいたりしていました。
しかし私にしては長引かなかったと評判です(我が家で)。
最近ひそかにダイエットしていて、食べるものに気をつけているので、そのおかげであろうかと思っている。
大体、ちょっとひくと2週間くらいは寝込むんですが、今期はそこまでかからなかったし、熱と異常な悪寒と不眠と下痢以外辛いところはなかった。
いつもはこれに蕁麻疹と咳と嘔吐と鼻水が加わるんですが。
その代わり悪寒が瞬間的にものすごくて、全身瘧のように震え手脚が冷たくなり痺れ、アラマアこれは貧血か低血圧だわと思って横になるうちに爪などが白いを通り越して紫色になり、足先を触った同居人に「おまえの体はなぜ勝手に生きるのをやめようとするのか」と眉を顰められ渋みに満ちた声で呟かれるほどでした。
これはこれで風邪と関係なくたまに起こる状態なので、ホットカーペットの上でガタガタ震えていたらそのうち治まりましたが。
放っておけば治るのは経験上わかっていても、たしかに生きるのをやめてしまいそうな己の体が猛烈に不安で、こうなった最初の頃はついでに過呼吸なども起こしてしまい地獄の有様でしたが、慣れたものです。
大丈夫私生きてる。
買ったまんが
風邪はひけども本は買う。
夏目友人帳(23)/緑川ゆき
男子四人組が可愛い。
夏目はしょっちゅうアニメの再放送をしているのでしょっちゅう観てしまう。
八雲立つ 灼(1)/樹なつみ
ひ~~~~くらきくん…。
ゆーかちゃんものっすごい微妙な気分だろうなあ、わたしも闇己君と再会した時、喜んでいいのかどうしたらいいのかわからなかったのを思い出した…が、ふたたび二人で動いてるところを見られるのが嬉しくて、本当に複雑すぎる…好き…。
続きも楽しみです…。
ロード・エルメロイII世の事件簿 (2) /東冬
割とサクサク進んでる? 次巻で今回の話が完結というのでちょっと驚いた、原作積んでいるのでとりあえずコミカライズで先に読もうかなと思います。
ルヴィアさんをプリヤで知ってUBWで観たので、こういう人だったのかとこれも結構驚いている。別にプロレス仕掛けてきていろいろ破壊する人ではなかったのだな。
ヴィンランド・サガ(21)/幸村誠
もうトルフィンが可哀想で可哀想で可哀想で笑いが込み上げてくる。
前巻のラストのトルフィンが本当に可哀想で百回くらい「可哀想!」って言ってたんだけどさらに上があった。
とても作者の愛を感じる。
可哀想なトルフィンが可哀想で大好きです。
読んだ本
ロイヒトトゥルム1917ではじめる箇条書き手帳術 もっと自分を好きになる! バレットジャーナル完全ガイド
今年は何となくバレットジャーナルもどきをやっていて、最初に別の本を一冊買った後はTwitterやInstagramを参考にしてたんですが、がが…バレットジャーナルって、いかに手軽に、ノート一冊ペン一本で書くかってところがキモなはずなのに、SNS見てると「いかに可愛く飾り立てるか」ばっかりがクローズアップされていて正直食傷気味になってしまった…。
私がバレットジャーナル気になったのは、やるべきことを忘れず、メモして満足せずに実行する、というのを目的にしてのことだったのですが、別の本でも「こんなふうに自分独自のやり方でかわいくデコっちゃおう★」みたいなのを推奨していているのを見てしまって、「な、何か違う…?」と怯えていた。
ので、「飾り立て方」よりも「記録の仕方」に焦点が当たってるっぽいこの本も買ってみる。
恐る恐るページを開いたのですが、さすがにシンプルでわかりやすい方法とその説明で安堵しました。
いや本当にいつからどうして#バレットジャーナルは自己表現タグになってしまったのだろう。#ほぼ日手帳とかもだけど。
バレットジャーナルのやり方自体を知りたい人は、とりあえずこの本を買ったらいいと思う。
わざわざ「ロイヒトトゥルム1917で」ってついてるので、1章まるまるロイヒトトゥルム1917の宣伝でした。これはこれでおもしろかった。
あとはそれぞれのモジュールの書き方、keyの紹介、コレクションページについてとか、基本的なところを過不足なく非常にわかりやすく説明してあった。
残りのページ、というか大方のページはユーザー独自のバレットジャーナルのやり方が紹介されてて、みんなゴテゴテと妙に飾り立てることなく、それぞれの使い方が見やすく載っているので、とてもよかったです。
私はほぼ日手帳weeksでバレットジャーナル「もどき」をやっているので、考案者の思惑とはそれはそれで違うやり方になってしまっているんですが、すごく参考になりました。
別の本だと割とトラッカー推しだった気がするんだけど、あんまり勧めてはいないのもよかった。トラッカーやってみたら「やらなきゃ」って脅迫観念みたいになっちゃって、ページ開けなくなってしまったのだ。ダメすぎる。
手帳指南本にありがちなキラキラした感じ(「自分を高める」「夢を叶える」「その日合ったいいことをこの色のペンで書く」みたいな、いや必要な人には必要なんだろうけど、私はどうもそういうのが駄目で、尻込みしてしまう)もなく、私にとっては非常に実用的なよい本でした。
測量野帳スタイルブック
最近測量野帳も愛していて、愛が昂じて雑誌も買ってみましたが、これは公式サイトを見れば充分だったかもしれない。
「100人、100の野帳」とまるっきり被ってるのもあったので、もうちょっと踏み込んだ感じだと嬉しかったかも。
でも「わあこの人頭のおかしい使い方してる!」っていうゾクゾクするような使用例もあったりして、読み応えあっておもしろかったです。
ほぼ日手帳公式ガイドブック2019
これも、いろんな人のいろんな使い方があって毎年おもしろい。
「全然使ってません、白紙だらけです」っていうのも臆さず載せていてよい。
多分測量野帳の本も、ほぼ日手帳のガイドブックみたいなイメージで買ってしまったから「アレッ」となってしまったんだと思います。
これは参考になるならないというより、いろんな使い方をする人がいるんだなあという興味本位で読んでます。
しかし待ちきれなくてKindleで買ってしまったけれど、手帳の本というか実用書は紙で買うべきだと後悔しました。よ、読み辛い。
基本的に人の手帳を見るのが見るので、手帳系の本はついつい買ってしまいがちです。
バレットジャーナルで最初に買った本は
「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル
で、これも割と見返す…が、やはりKindleで買ってしまって悔やんでいる。紙で買い直すかな~。
こっちは読みものとしてもおもしろかった感じです。タイトルからしてロイヒトトゥルム1917~よりもうちょっとキラキラ感があるけどあんまり抵抗は感じなかった。
あと
手帳という武器をカバンにしのばせよう
このあたりも、バレットジャーナル知らない頃に買ったんだけど、読み返したらバレットジャーナルっぽさがあって改めて参考になりました。
いや本当に手帳とかノート術の本って軽率に買ってしまうんだけど(一時期はマインドマップの本とかもやたら買ってた)手許に残ってるのってほんの数冊ですね。合う合わないがでかい。
バレットジャーナルが一番しっくりきていて、もどきとはいえ実行するようになってから毎日ちゃんと手帳つけて物忘れがかなり減って、うっかりミスで落ち込むことも少なくなってきたから、とてもありがたいです。
バレットジャーナルをプロット作りに流用したりなども研究中です。いやあ楽しい。
そして手帳術とかバレットジャーナルっていうとキラキラしたイメージがあって、そこに自分が入ることに本当に心の底から怯えているので、単純に「物忘れを防ぐために努力してるんだな」って思ってほしい…。
何と戦ってるんだわたしは?
キラキラしたものが怖いんです。