アリエッティを観てきたよ
借りぐらしのアリエッティ
前情報を全然調べてなかったんですが、人からあらすじを聞いて、何ですって、小人の少女と少年の交流ですって!? ってワナワナしながら観に行った。
アリエッティのかわいさと翔くんのキモさを堪能する映画でした。
翔くんが読んでいるのが秘密の花園である辺りに本気で戦慄しました!
自分の日常が自分でないものの非日常であり、その境界線は決して踏み越えることができない、というごくノーマルな教訓に基づいたお話だったな、と思います。
細かいことはどうでもいいんですが、Twitterでも書いたのでそっちでも読んだ人には本当に申し訳ないんですが、映画を観て嫉妬で気が狂いそうになりながら悔し涙を流したのは初めてです。
以下ラストのネタバレなので伏せる。
あとキモいのでキモいのが嫌いな人は読まないでください。
小人さんを! あんなに可愛い小人さんを観ることができたのに! 話しだってできたのに!
翔は何、何であんなにあっさりアリエッティと別れられるの? 何なの? 何でなの? わたしなら自分の人生をかけて引き留めるよ。泣いて縋って引き留めるよ、無理だとわかっていても!
イケメンの余裕か。おまえが憎い翔。せいぜい手術に成功して生き延びて、一生あの頃クールに振る舞った自分というものを悔やめばいいよ毎晩布団を噛み締めながら。
自分が欲しくてたまらないものを目の前で手に入れておきながら大した未練も見せずに手放す人、というものほど観ていてねたましいものはありません。
こういう汚い心の持ち主だから小人さんとか妖精さんはちんのところに来てくれないんだよ、ってもう近所の人に百回くらい言われて百回くらい泣いているのでそういう意見をわたしに言ってはならない!