2024年秋庭お疲れ様でした

ギリギリまで、本当に出かける予定時刻の15分前くらいまで「本当に参加するのか…?」と迷っていたため告知が遅くなってすみません。
ひさびさ(二年ぶり?)にJ庭参加してきました。

新刊の予定が灰燼に帰してしまったため、せめてペーパーを作ろう…と思ったのはもう帯状疱疹で寝込んでた8月くらいからなんですが(申し込んだ時点では、探険隊の続きを出そうとか、探険隊の再版をしようとか、あの文庫の番外編を書こうとか、夢だけはいっぱい見ていたんだよなあ)、それに手をつけられるのも結局イベント日直前という…。

A4の表に近況書いて裏面にちょっとしたSSをつけたいなと思っていて、ちょうど書きたい高校生BLがあったのでちょちょっとプロットを作る…つもりが、気づいたら結構な長編になってしまった。
さすがに全部書くのは無理なので、A4片面に収まるボリュームで切り出した、つもりだったんですが、なんで14枚になるのか。
サビだけ切り抜いてペラ紙に収まる程度にまとめることもできたとは思うんですが、同人誌で、すごい楽しく書いちゃったもんで、別に長くてもええかと諦めてしまいました。
ただ執筆自体に時間が掛かってしまったのと(30分程度で書けると思ってたわけよ)、印刷して製本してって工程が必要になってしまって、その時点でイベント前日…いや当日…寝るべき時間を過ぎていた…。
このまま無配本を作っていたら寝る時間がなくなってイベントに参加できなくなる、しかし机に置く本がなければイベントに行く理由もなくなる、というゴミのような二択になってしまって、泣きながら無配本を作りました。
それで具合悪くなってきちゃったら潔く休もうと心に決めつつ。

プリンターから刷り出すのも久々すぎて、両面印刷の設定を間違えて紙を無駄にしたり、用紙の設定を間違えて紙詰まりを起こしたり、もう同人作家としての勘所が鈍りまくっていて切なかった。

どうにか印刷だけ終えて、多少ながら寝る時間は確保できたので仮眠を取る。
目が覚めた時の体調はあまりよくなくて、行くか休むか迷いつつとりあえず風呂に入る。
風呂に出てからも迷い、スキンケアしながら迷い、メイクしないと間に合わないぞという辺りでやっと腹を括って、イベントにつき合ってくれるという同居人に「行くことにしました」と宣言す。同居人も振り回してすまない。新刊も既刊の持ち込みもないし手伝いは必要なかったんですが、多分私を心配してついてきてくれました。本当にすまない。
体力のなさゆえに準備にも時間がかかってしまって、予定よりだいぶ遅れて家を出て、会場に着くと同時に開催時間になってしまったよ。

ビッグサイトに向かう道々、こんな有様なのに無理して参加する理由ってあるのか…? 書いたSSはWebにアップするなり、全部書き上げてちゃんと本にするなりして、体力を優先して休めばよかったんじゃないのか…?
とスペースにつくまで迷ってましたが、早々にペーパーをもらいにきてくださる方々の姿を見たら「来てよかったわね!!!!」という気分にしかなりませんでしたありがとうございます。本当にありがとうね。製本間に合ってなくてごめんね。
すごい体調を心配していただいてしまい本当申し訳ないです。そりゃするかという日記を書いたよな。遊びに来てくれた方たちのおかげでとても元気になりました。
息も絶え絶えなサークルですが、差し入れとかお手紙とかお声掛けのお気遣い本当にありがとうございます。
介護してくれた同居人もありがとう。

おしらせも間に合ってないし大した数持っていかなくてもええやろ、と思ってたんですが、印刷時のトラブルのせいで予定の倍以上刷ってしまったのを「好きな作家がろくな報せもなく新刊を作ってて、参加してるの知った時にはなくなってたのがわかったら殺意が湧くな」と我が身に置き換え全部持ってきたのが結果的にとてもよかったです。
余ったら捨てればいいやくらいの気持ちだったんですが、それでも割と早めになくなってしまったので、もし撤収後にスペース来てくれた方がいらっしゃったら申し訳ないです。
次回はもっと体調を万全に、まともな新刊を作って参加したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

参加できるかも怪しかったものでカタログのチェックすらしてなかったんですが、せっかくのイベントなのに手ぶらで帰るのも寂しく、思ったより体力的に大丈夫そうだしと、会場の中を見て回ったりしました。
そしたらですね、だいぶ昔、十年くらい前に好きだった二次創作の作家さんとそっくりな絵の表紙が並んでいるのを通りすがりにみかけ、手に取ってみたらやっぱりどう見てもその人で、思い切って声をかけてみたらまさにその人で、わ~~~~~~~~~!!! ってなりながら本を買わせていただきました。こういう奇蹟があるからやめらんねぇよなオタクはよ。違ってたらめちゃくちゃ失礼な話だったなと後で思いましたが、でもどう見てもその人の漫画だったんだ…「全然絵が変わってるのに」とご当人は驚いていて、たしかに絵柄は(帰って見較べてみたら)全然変わってたんですが、こう、漫画はね、変わらないんだよね、同じなんですよ、大好きだったところが同じなんだよ。はぁ大事に読もう。
などという嬉しい再会を果たしつつ、改めて会場を見て回って、やっぱり本はちゃんと作りたいなあ、みんなちゃんとポスター作ったりスペース飾ってていいなあ、と羨みの心がひしひしと湧く。

来年の私がどうなってんだか全然わかりませんが、元気になっておりましようにという祈願と共に春庭も申し込みたいなという所存です。
まともな新刊が作りたい!

という感じで本当に超ひさびさのイベント会場でしたがいろいろ元気を吸ってきましたので、本当に行ってよかった…と言いたいところなんですが、テンションぶち上がったせいで自分が病後である自覚も失い無駄な動きをした挙句途中で足首を捻るなどしてしまい、愚かさを噛み締めています…。
幸い病弱な割に体の作り自体は頑丈なので、しばらくただ痛かっただけなんですが、これで捻挫とか骨折とかしたら全然笑えないなと肝を冷やしました。調子に乗るな。落ち着け。転ぶこととか滅多にないので、やはり体力がすごく落ちてたんだなと言ったら同居人に「そうだよ!」と強めの口調で相槌を打たれた。すみません。朝から帰宅まで介護ありがとうございました。

春に向けて体力造りを頑張ります。
みんなも健康であれ。

あ、そうだ、SSについてはFANBOXとcodocの方で公開しています。

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基本、支援者のみしか読めない小説というのは作らないつもりなので、小説目当てにサブスク入る必要はないです。
(全部無料で読めるようにしたいというわけではなく、FANBOXやcodocはあくまで活動に対する支援の気持ちで楽しんでいただければと思っているので、小説が読めるのを売りにするコンテンツではありませんよという話でございます)

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