おそるべし
実家と親戚の家に新年の挨拶回りに行くのに、お年賀を買っていこうとデパートに行った。
で、おいしそうな甘納豆があったので、これにしよっかな〜とショーケースの前で悩んでたんですね。周りに人が全然いなかったので、のんびり眺めていたら、お店のお姉さんが「ご試食いかがですか」ってタッパーに入った甘納豆を持ってきてくれました。
その時にはもう買うのを決めていたので、申し訳程度に小さいのいっこ摘んで、注文して包装してくれるのを待っていたら、それまで誰もいなかったその店の周りに、わらわらっとあちこちから五人くらい、おばさんたちが現れた。
おばさんたちは、脇目もふらず甘納豆をもりもり手に取って、商品を眺めることもなく、また別の店へと移って行ったよ…。
特に知り合い同士というわけでもなさそうで、単品のおばさん五人です。中にはわたしのことを邪魔そうに押しのけて、掌に何個も甘納豆を載せている人もいた。
もちろん何も買わず、と言うかポーズだけでも購入を見当する素振りも見せず、ただ足早に現れて試食をしてそして去っていった。
何かすごいびっくりしました。
日本に何かあったら、今あの世代のおばさんが立ち上がって救ってくれるんじゃないだろうか。別に国の利益になることじゃなくて、自分の生活を守るために。
そしてまた式部さん宅に帰ってくるわたくし。
ぺもさくを預けていたんですが、無事でした。猫がいるのにまったく見向きもしなくてすごい。
ぺもさくが昨日全然ペレット(ハムスターの主食)を食べてなくて、具合でも悪いのかと心配になったんですが、毛並みはつやつやしてるし、というか何か体全体が…また馥郁たる…、違う意味で大丈夫かと。そういえばお正月だからっつって、おやつをちょっとあげたのでした。
それだけでお腹一杯になって、ついでに太って、主食が入らなかったのだな。
今は滑車でぐるぐる回っています。三が日を過ぎたので、もうおやつは当分お預け。
わたしも明日からいい加減本腰入れて原稿をやろうかと思います。
その前に掃除だ。何かひさびさに荷物取りに家帰ったら、そこはかとなく部屋がすさんでいた。