DVDを観てまいりました

2005年2月28日

で、入稿後に夕飯買って式部さんちへ。
食後にまったりしていたら、式部さんが突然カッと目を見開き、
「ぼーっとしてるなら」
と呟いてもそもそ起き出しました。
残酷でイノセント、ドラマティックアニメーション『巌窟王』上映会が始まってしまいました。

いやー…。
言葉もありませんでした。嘘、終始絶叫してた。
あのアホは
あのアホは
あのアホは

本当に最初から

アホだったんだなああああああああああああ！！！！！！！！！！！！

眩暈がしました。
一話目から八話目までは観ていなかったので、「フランツさんとアルベールさんの仲よし時代が観られるわウフフそれで心を癒しましょう」と思っていたのに。
ちっとも癒されねえよ！
フランツが不憫すぎて気を失うかと思った。
あれですね、フランツは初対面で泣いてるアルベールに仏心を出してしまった時点で、すでに死にフラグが立ってしまっていたんですね…。

どんなに報われなくても愛を貫く漢気に、涙を禁じ得ませんでした。
アルベールをアホアホ言いながら観ていたんですが、二話目のラスト、アルベールがあまりにかわいかったので「よかったなあフランツー！！」と、アホのアホさを恨むよりもフランツのために嬉しくなってしまいました。
もうね、アルベールがどんなにアレな子でも、フランツが命を賭けて守り、愛し抜いた子だと思うと、諦めがつくってもんです。

というか魔性と書いてアルベールと読むね。あいつは生まれついての悪魔だね。わたくしこれまで数知れずのやおい小説まんがを読んでまいりましたが、アルベールほどの魔性を観たことがございません。
修行が足りません。

で、おまえら（誰だよ）あれだろ、「また頭のおかしい奴が勝手に妄想しやがって」とか思ってるだろうけど違いますから。わたし嘘ついてませんから。
っていうかアニメの方がよっぽどものすごいことになってますから。

フランツが本物すぎて眩しいですから。

阿部と三橋がラブラブであいつらもう恋に落ちないとおかしいよ！　っていうレベルじゃないんです。信じて下さい。普通に純愛です。
三分に一度は悲鳴を上げるジェットコースターストーリーです。まいったなあ！　一話目からあんなに飛ばしてると思わなかった…。

って信じて下さいっつーか今ごろこんなこと言ってんのわたしだけですか？
ゴメン。

まんが連載も始まるそうで心底楽しみです。

あと式部さんがこんな絵を描いたので奪ってやった！

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泣ける構図です…フランツの手が…顔が…。