『TRUTH』演劇集団キャラメルボックス劇団創立20周年記念公演1

『TRUTH』演劇集団キャラメルボックス劇団創立20周年記念公演1

大変…細見さんが大変…今回は芸能人・上川隆也が久々に出て、岡田達也、大内厚雄、細見大輔がメインというわたし的に非常に嬉しいキャスティングでした。

ATTENTION※以下ネタバレがありますのでご注意ください※

また幕末もので、一同はとある藩の若い藩士たちなんですが。
岡田が一番頭がよくてみんなのまとめ役、大内さんが剣の腕が飛びぬけていて、上川が父親が藩内で不名誉な切腹を申し付けられたため禄もほとんどない貧乏侍だけどいつもへらへらしているお調子もの、で、細見さんがそんな彼らの後をにゃんにゃんついていく年下のかわいこちゃんでした。
いや本当、最近の細見さんのかわいさはどうしたらいいのかわからんほどです。
もともと中たん属性なので、ついつい目が行ってしまってたんですが。
いい役どころでした今回、裏切り者の汚名を着せられた岡田をかばい、半泣きで刀を握ったり半泣きでしゃがみこんだり。たまらん。
なぜかそんな細見さんを押し倒し、はかまをめくり、腿を撫でる上川。やたら細見さんをからかう上川。本筋と関係ないとこでもこのふたりがいちゃいちゃしてる。

そして大内さんと岡田の友情が悲しいよ…。あ、これも萌えでした。すみません。
しかし真剣で切り結んでいるときに、女が紙に字を書いて耳の聞こえない岡田に通訳してるって状態はどうにかならなかったんだろうか。普通斬られるだろ、両方。待っててくれるんだから上川は律儀です。
上川が細見さんと仲良くしてたのも、のちのちの場面でとても辛く切ない気分になりました。多分上川は細見さんのことが本当に可愛くて、でも裏切らずにはいられなかったのだろうなと。岡田のことも大内さんのことも大事だったのに、それよりも野望が勝ってしまったのが痛々しかったです。そのくらい家のことや父親のことが重かったんだろうなあ。

やっぱり上川と大内さんと細見さんは、ばんばん外部出演して、キャラメル以外のところでもっと活躍してほしいな〜と思います。観に行き易いから。

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Posted by eleki