バ…ッカおまえ
トグサ君のことを考えていたら、攻殻の夢を見たよ。
わたしは「個別の11人」の中のひとりなんですね。
で、確信犯的にあちこちで犯罪を起こし、とうとう警察(9課じゃなかった。普通の警察?)に捕まってしまうのです。
わたしは全身を義体化しており、新しくできた法律により「全身の**%(パーセンテージ忘れた)を義体化済みの凶悪犯は即処分」と判断を下され、でも思想犯ですので「自分の理念のためなら捕まって処刑されるのもやむなし」と覚悟を決めていて、捕まったあとも潔く散ろうと観念しておりました。
が、なぜか、周りの仲間たちは次々「処分」されていくのに、わたしだけ生かされている。
なぜだ、と混乱していると、ビルの地下みたいな、瘴気漂ってそうないかにも嫌な感じのところに連れて行かれ、その一室に放り込まれた。
と、
そこには何十、何百というわたしとそっくりな姿の義体が壁に埋め込まれていて、
「おまえが自分の意志で行ったと思っている革命は、実はおまえの意志ではなく、裏で操っていた人間がいるのだ」
誰かに言われました。
わたしの脳裏に浮かんだのは合田のこちらを見下しきった、おかしげな表情でした。
「世界中のあちこちにおまえと同じタイプの*****(なんて言ったか忘れた。多分、アンドロイドとか、マシノイドとか、サイバーフィギュアなだけじゃなくて脳自体がすでに人為的に作られてるやつの意味だったと思う)が散らばっていて、おまえと同じように、自分の理想を信じながら他人の意志に操られて戦っているのだ」
ひどい、
と思ったところで目が覚めました。ものっすごい心臓ばくばくして、何かうっすら涙まで浮かべて、歯ぎしりもしてました。
こんな具体的に嫌な夢を見ることないのに、わたしの脳よ…。
これでトグサ君でも出てれば、それでも得したと浮かれていられるんですがー。
あれ、全然違うネタを書こうと思ってPC立ち上げたのに、トグサ君のことを考えすぎて夢の話になってしまった。
ま、いっか…。