演劇実験室◉万有引力『盲人書簡 ◉少年倶楽部篇◉』+下北散策
演劇実験室◉万有引力 第73回本公演
盲人書簡
◉少年倶楽部篇◉
ー「少年倶楽部」の附録になって、死んだ母さま飛んできたー
・『盲人書簡』は寺山修司率いる天井棧敷が1973年にオランダで初演し、オランダ・ポーランド内各都市を巡演後1974年に東京で上演。各地で話題をさらった作品で、万有引力では2002年以来20年振りの上演になります。
眼帯のなかに一匹の死んだ蝶をかくし持つ怪しの旅行者。眼球蒐集狂の眼科医犬神博士。自家発電に発狂した100ワットの哲学者。影をふまれた少女と、血の色の風見のおんどり。浴槽のオペラ歌手と少年探偵団の小林芳雄少年。目玉を舐める情欲の女と、魚の目を赤い絹糸で縫い閉じて海に放つ美少年。何が見えて、何が見えないのか。あゝ、一夜のまぼろし!謎が笛吹く、影絵が踊る!
作◉寺山修司
演出・音楽 ◉J・A・シーザー
構成・共同演出◉髙田恵篤
◉出演◉
- 髙田恵篤
- 伊野尾理枝
- 小林桂太
- 木下瑞穂
- 森ようこ
- 髙橋優太
- 𫝆村博
- 山田桜子
- 三俣遥河
- 内山日奈加
- 加藤一馬
- 前田倫
- 及川英恵
- 小川竜駆
- 佐々木陽菜乃
- 田中祐月
- 中野雄一朗
- 林浩太郎
- mi-far
- 脇領真央
もう一ヶ月くらい経ってしまうんですが初寺山修司。本を読んだり映像は見たことありますが舞台は初めてでした。
友達が行くと聞いてくっついて当日券を並んで買うた。最前列だったのでマッチの匂いをすごい被って面白かった。暗闇と火の対比が美しかった。あと肉体美。役者さんたちの体の使い方がすごい。
演劇に関して、あと二十年くらい早く生まれてたらな~と思うことがよくあって、寺山修司もその理由のひとつです。でもつかさんもだけど、後を継ぐ人たちが頑張ってるのはありがたいなあと思います。
演劇実験室◉万有引力「盲人書簡 少年倶楽部編」浴びてきました pic.twitter.com/98UR3LiKlJ
— 渡海奈穂|4/19電書BL新刊 (@eleki) June 4, 2022
話は変わるんですが、当日券買う合間の時間潰しに劇場近くの古本屋に入って、こういうのみつけて、
「ペーパームーン」って新書館が昔やってたレーベル名らしいので、ファンタジーも好きだしとあまり深く考えずに買ったんですが、あとで中身を読んでみたらこんなページがあって
寺山修司というだけですごいタイミングだなあと思ったのに、
なかなか面白い偶然だなと思いました。
よく見たら表紙にも寺山修司って書いてあったんですけど「ニーベルンゲンの指輪」にしか目がいっていなかった。今同居人の人がその辺りのアレで頭がおかしくなってるので、見せたら喜ぶかなーと思って…。
そういえば昔ウィングスでもニーベルンゲンの指輪って連載してた気がするな。子供過ぎて多分読めなかったんだけど(読んでも意味がわかってなかったような)、今なら読める気がする。
ペーパームーンコミックス見かけるとつい買ってしまう
すげぇえ文字化けだな。楠桂さんの「鬼魔」と「獄炎堂」とか。
片山愁さんの学園便利屋シリーズとか…。
劇場がスズナリ劇場だったので久々に下北沢に行ったんですが、すっかり様変わりして道とか全然わからなかった。かつてインディーズバンド沼にいた頃毎週のようにというか週2位で通っていた。
でもどのみち夜しか行ったことがないので昼間の景色は知らないのであった。しかもライブハウス以外わからん。
昼間行ったら、おしゃなカフェがいっぱいあったり古着屋とか雑貨屋さんがいっぱいあったりしてすごく楽しかったです。
劇場周辺も風情があってとてもよい。
飛び出し坊やをみかけるとつい撮ってしまう。
おしゃカフェのおしゃな飲み物。
オタクだからぬいが入り込むってわけ。
下北本当楽しかったので、またのんびり散策したいなあもうちょっと感染者減って涼しくなったら…。