舞台「エゴ・サーチ」
鴻上尚史が作・演出を務める舞台「エゴ・サーチ」は、2010 年の初演、2013 年の再演を経て、今回新たなキャストを迎えて3 度目の上演となります。インターネット上で、自分の本名やハンドルネームで検索する〈エゴ・サーチ〉をきっかけに、失われた記憶と、届かなかった想い、もがき苦悩し、それぞれの思惑が絡み合って、バラバラに見えたパズルが集まった時に見える真実を描き出す――〈謎〉と〈想い〉が織り重なる感動の物語です。
<あらすじ>
エゴ・サーチとは、自分の名前でインターネットを検索すること。
筆がなかなか進まない新人小説家。彼がインターネット上に見つけたのは、
自分と同じ名前、同じ経歴のプロフィールをもつ「誰か」のツイッターとブログ。
「わたし」の知らないもう一人の「わたし」を追いかけながら、彼の小説は沖縄の離島に訪れた女性がキジムナーに出会ったところから、一向に前に進まない。
そして本物のキジムナーが懐かしい女性と会った時から物語は急展開する。
失われた記憶と、届かなかった想い、バラバラに見えたパズルが集まった時に見える「謎」と「想い」が織
り重なる真実とは。
あなたは、エゴ・サーチしてますか?作・演出:鴻上尚史
出演:今江大地(関西ジャニーズJr) 結木滉星 吉田美月喜 南沢奈央/
村上航 渡辺芳博 阿久澤菜々 佐藤修作 古木将也 木村友美
もはや先々月の話になってしまいましたが行ってきました。ひさびさに舞台、久々に紀伊國屋ホール。
やあいいですね舞台…本当にご無沙汰だったので、劇場の空気に触れるだけでグッときた。
鴻上さんも久々です。虚構で観たことある気になってたけど初観劇だった「エゴ・サーチ」。
ちょっとずつの違和感、「なぜこの物語にこの人物が存在するのか」という不思議、「なぜこの物語でこんな演技が必要なのか」という疑問が最後に一気に解消される気持ち良さを喰らってきました。
鴻上さんの描くものでわたしがすごく好きな部分は、世慣れてしまったら消えてしまいそう(だとわたしが勝手に思っている)なところなのに、ずっとずっとそのままなので嬉しく、毎度丁寧に抉ってくるのでありがたい。抉られたい。
天使は瞳を閉じての「どうせあたしはここ一番で媚びれない女よ!」という台詞を未だに引き摺っている。多分一生引き摺る。
(ここから舞台と無関係な話)
ここ数年どころではなく記録が疎かになっていたのでもうちょっとこまめに観たものなどを書き留めておきたいなあと思います。
あれいつ観たっけ、みたいなのを自分のブログに頼っているのに書いてない…。
何しろサーバが重たいまま、六月中旬には高速化するとおしらせは来ているので信じて待ちます…が、あまりに重かったらまた移転します。
繋がるのに相当かかるので更新するのがすっかり嫌になってるし、見に来てくれる人も嫌だろうなーと思ってますます気が重たい…。