J.ガーデン49参加レポート的なもの
気づけば10月などとっくに通り過ぎ、ずいぶん間が開いてしまったんですが、今さら先月18日に開催されたJ.GARDEN49にサークル参加してきましたレポートです。
このご時世のイベントということで、主催者側は勿論、サークル・一般で参加されたすべての方々に大変なご苦労や緊張感もあったでしょうし、参加を断念された方々の無念さもいかばかりのほどかと思いますが、とにかく無事開催されたことが本当に嬉しいです。
参加されたすべてのみなさま、大変お疲れさまでした。
普段といろいろ勝手が違ったので、自分用メモ的に記録。
まず通常より一時間遅い、十二時イベント開始ということで、最近宵っ張りだった私には大変助かりました。
夜型なので、イベント当日になると、まず起きるところというか前日寝るところから一大事みたいになってしまう。
早起きせねばという緊張でなかなか寝つけず当日フラフラということがよくあるので、12時開催っていうのはすごくいいなあ! と思いました。
とはいえイベント終了は当然ながら通常通り三時なので、開催時間は三時間のみ…と考えるとちょっと厳しいのかな。
サークル入場の際は、いつもなら入場証を提示するだけのところを、サークル代表の住所氏名を書いたカードを提出しつつ、スタッフさんにリストバンドを巻いてもらいました。
一般参加者のゲートでは、QRコードが掲示してあり、そちらから連絡先等を主催者側に送る仕組みだったみたいです。
紙の通行証やパンフレットをすぐどっかにやっちゃうので、これもありがたかったな~。
これからもやらないかな。コストが大変かな?
新宿駅のダンジョンで迷ってしまって、開場にはぎりぎりの到着になってしまったんですが、南ホールに足を踏み入れた瞬間、あまりにがらんとしているので、あれ時間間違えた? ってちょっと戸惑ってしまった。
いつもだと、開場間際はもうずいぶんな熱気で、人がわさわさしてるイメージなんですが
今回のサークル参加数は普段を大きく割って400少し、いつもの三分の一とのことなので、そりゃがらんとして見えるよなあ。
ざっくり見た感じ、欠席サークルさんは一~二割という印象でした(ちゃんとは数えてないです)。
そう、やっぱり、欠席サークルさんはとても多かったですね。遠方の方や体力に不安のある方、ご家族か身近な人の安全のための英断だったと思いますが、本当に残念だっただろうなあと思うと辛い…。
早くみんな愁いなく参加できる日が来るといいなあ。
パンフレットはサークル数や企画減少により薄くなっていましたが、お値段は千円。もうちょっと高くてもいいのに、あるいはダイレクトにお布施したい…という人のために、支援金を募るところがあったり、支援用のクリアファイルが販売されていたりしました。
J庭さんはクラファンやらんのかな、コミティアと一緒になってるのかな? よくわからんけど私もいろいろ購入。
サークルスペースの追加椅子の販売はなし、基本的に一サークルにつき椅子一つの対応で、混雑した場合は売り子がスペース内に二人以上いてもいいけど、手が空いたらお一人で、という感じでした。
机と机の間は全方向広々していて、サークル的には出入りが大変らくちんでした。
今回、机上には見本誌を一冊だけ置いて頒布物を詰まない、という対応を取っているサークルさんが結構いて(うちもそうしてました)、すると段ボールを空けられずにスペース内に詰んでおかなければならなかったので、広々しているのは助かりました。
けどこれも、持ち込んだ本を机に積めたら段ボールはかさばらなくてすんだんだから、広くて助かったっていうのも変な感じだよな。
机上に見本誌のみ並べる他にも、コイントレーを用意したり、無配の小冊子は一冊ずつビニール梱包したり、いただいた小銭は使い回さず消毒→保管してお釣り銭は事前に準備した分だけでまかなったり、頻繁に手指の消毒をしたり、普段はやらない対応を頑張りました。
見本誌のみの展示はともかく、「コイントレー準備・小銭を使い回さない・こまめな手指の消毒」という辺りは、コロナが収束しても続けようかなと思います。
前は設営直後とか飲食する直前くらいしか手を洗わなかったけど、コロナ以外の感染症対策にもちゃんとした方がいいなと学んだ。
小銭使い回さない…は、頒布価格によっては無理かもしれませんが、今回うちが切りのいい金額ばかりだったので、小銭自体がほぼ必要なかったからできたのかも。
いつもと違う設営を終えて、開場のアナウンスと共に拍手した時は、久々すぎて感動しました。
私は去年の秋庭から一年ぶりのイベント参加だった、ことさらです。
一般参加者さんは、思ったよりはたくさんいらっしゃいました。
開場前の待機列がなかなか列が伸びていたので驚いたけど、でもよく見たらソーシャルディスタンスを保って並んでいるから伸びているだけで、そこまで大勢ってほどじゃなかったのかな。
一般入場が開始されてからは、さすがに普段のJ庭のように「盛況!」ってふうでもなく、「あ、もう一般始まったかな…?」という感覚でした。
いつもの熱気がすごすぎたんだな。
閑散という雰囲気では全然なく、スペースに寄ってくださった方とものんびりお話できて、これはこれでものすごく楽しかったです。
買い手としては完敗でした、一人参加だったので、自分のスペースが落ち着いた頃に買い物に出かけたんだけど、そうしたらまあ他のサークルさんも落ち着いた頃、つまりは新刊完売だらけということですね!
何はなくともこれだけは、というサークルさんは、朝イチで自分のスペースをほっぽいても買いに行けばよかった…と思いもしたが、しかしうちのスペースに寄って下さる方の対応もしたかったし、どうしたらよかったのだ。コロナめ。コロナめ。
通販よろしくお願いいたします。
買い物ついでに少し歩いてみましたが、今回はサークル提出用の見本誌置き場がなく、これが一番いつものJ庭じゃなくて寂しかったところかな…チラシ類も一切なし。
いつもは全然意識してなかったけど、そういう辺りで「イベント!」っていう空気が作られていたんだなあと思いました。
しかしこれは、池袋から有明に移って会場が広くなった(天井が高くなった?)から感じるものかもしらん。
参加者やいろんなものが元に戻った状態でのビッグサイトのJ庭がどんな感じになるのか、楽しみにしています。
心に残っていたことをパパッと書いたらこんな感じ。
電気犬文庫的には、前述の通り一年ぶりのサークル参加、新刊はまたも再録総集編で新作なしという忸怩たるものではありますが、何かしら新しいものを持って行けたので、ゼロよりは断然よかった。
四月からちまちま作っていた総集編は分厚く立派で深海ひさとさんのイラストも神々しく、ポストカードや名刺も綺麗に仕上がり、配布できたのがとても嬉しかったです。
気づいている人がいるかわからんけど、ポストカードには手書きで一枚一枚メッセージとサインを書きました。
前日にハッと思いついて書いてみて、当日思ったより新刊を手に取ってくださる方が多くて(ありがとうございます)、足りなくなった分はその場で隙を見て書いてました。
さすがに途中から追いつかなくなったので、白紙のも結構あるかと思いますが、よかったらお手許のポストカードを裏返してみて下さい。
びっくりするくらい汚い字で、でも万感の思いを込めてメッセージを書きました…特に開場で書き足した分の文字が汚すぎて、あまりに読めないやつは自分が表を飾るようにわけておいた…。
既刊も想定以上に手に取っていただけて、途中でなくなっちゃったやつとかもあってすみません。
上にも書いたけど、だいぶんゆるやかなイベントだったので、立ち寄ってくだださった方とたくさんお話できて嬉しかった!
あんまり長話をしない方がいいのかなあ、と思いつつ、マスクを言い訳に、あと心持ち顔を斜めに逸らしておしゃべりしてしまった。
差し入れなどもありがとうございます。
やっぱりイベントはいいねえ。
次は今月23日のコミティアに参加予定です。
こちらも無事開催されることを祈りつつ、またしっかり対策をして臨みたいと思います。
あ、J庭当日配ったペーパーをFANBOXに上げてきましたので、当日会場に行けなかったよって支援者さんはよろしければご覧ください。