引きこもり生活でお取り寄せが捗る
相変わらず元気に引きこもり生活をしています。
出かける時はガーッと出かけるタイプでもあるんだけど、前回書いたようにここ数年はずっと家にいるので、今さら一ヵ月二ヵ月外に出なくても通常運転です。
…と思ってたんだけど、先日突然箍が外れたように一人で号泣しだして自分でびっくりした!
ディズニーランドとシーが休園になったあたりで、ぼんやりそのニュースをテレビで見ていたら、「ここに勤めていた人も、インパするのを生き甲斐にしてる人も、初めて行こうと楽しみにしていた人も、みんな大事なものを奪われてしまったのだ…世界中の大勢の人々が今、そうなのだ…」と思ったら、急にいろいろなものが込み上げてきて、アホみたいに慟哭してしまった。
「何でこんなことになってしまったんだ」のトリガーがディズニーランドというのが自分でおもしろかったです。
以前は年に何度か行く程度にランドやシーで遊んでたんですが、最近全然行けてなくて、行きたい行きたい言ってるだけで実行に移してなかったので「こうやってもたもたしている間に当たり前の日常が失われていくのだ」という、何か取り返しのつかないことになってしまった焦りみたいなものがものすごい勢いで湧き上がってきた。
どうしようもないので、こんな時にしか味わえない「取り返しの付かない気分」を堪能しておきました。
ものすごく悲しいこと、辛いことがある時、本当にその感情に振り回されて打ちのめされはするんだけど、同時に「ああ、こういう時はこういう気分で、こういう思考になるんだな」ということも興味深く眺めている。
その結果「お取り寄せをしよう」ということになりました。
おいしいもので気分を上げていこう&こういう時だからこそできることをやろう。
この場合の「できることをやろう」というのは、どちらかというと「売る場所がなくなって困っている業者さんを助ける」とかいうより、「普段滅多にお取り寄せする機会がないのでおいしいものを食べよう」という私欲にまみれた思考です。
うまく説明できるかわからんが、困っている人がいた時、助けたいなとは思うんだけど、当然ながら全員は助けられないので、自分と利害が一致した場合だけ自分の都合で手を出す、と決めている。
こういう考え方になっちゃうのは多分嫌な幼少体験が原因なんだけど、長くなるので別の機会に書きます。
お取り寄せは、先月くらいに学校給食応援企画で給食で使われるはずの魚をお取り寄せしていて、これがまあ予想以上においしいわ、便利だわで、味を占めてしまった。
アルミホイルに包まれた鯖やサンマの味噌煮を10パック×4個購入して、フライパンで二個ずつ(二人暮らしなので)温めて、適当にお味噌汁作ってお新香つけてごはんを盛るだけで、立派なお夕飯ですよ。
お取り寄せすばらしい!
とここですばらしい体験をしてしまった。
調子に乗って、日頃絶対に手を出すまいと戒めていた麻花も買いました。
特にこんな時だから企画ではなく、単純に私の大好物だけどハイカロリーにもほどがあるのとおなかを壊しがちになるため封印していたものです。
悪魔の食べ物です。
でもいつ何があってもいいように後悔しないように食べておこうと思いました。
体重計に乗って後悔するだけど…。
あとは同居人が、東光さんの甘酒をお取り寄せするというので、自分の分の甘酒を頼んだ。これも助ける助けないとかいうのではなく私利私欲のお取り寄せです(違ったらごめん)。
あとついでにフェイスマスクやクリームなども一緒に頼んだ。
東光さんでお取り寄せしてもらった甘酒がおいしすぎてあっという間に一本空いた…梅酒もおいしいんだ作業期間だから飲めないけど pic.twitter.com/jOacXNvZCB
— 渡海奈穂|4/19電書BL新刊 (@eleki) April 14, 2020
東光さんは五年ほど前に、刀剣展示を見に山形へ行った時にお店に立ち寄って、やはり同居人が買った梅酒がとてもおいしかったので、ときどきお取り寄せしているものです。以前Twitterでバズってたので知ってる人も多いか?
甘酒は売り切れたのかショップにないなあ。限定商品だった気がする。
このあと、梅酒祭りのような企画が中止になって、通販が始まってたけど、東光さんの梅酒はあっというまになくなっていたらしい?
普通に店舗からお取り寄せできるので、飲みたい人は頼むといいよ、おいしいよ。
そして東光さんの甘酒は本当においしい。
もともと甘酒大好きなので、ちょっと落ち込んだ時とかに温めて飲むと、飲むとSPとHPが一気に上がる。さすが飲む点滴。
いつもは大関のカップ甘酒が好きで常備していたんだけど、最近近所で見なくなったというか、あまり自力で買い物にも行けなくなったので、お取り寄せでおいしい甘酒が届くのは心底ありがたい。
あとこれも同居人がお取り寄せしたチーズ。
お取り寄せのチーズおいしい😇😇😇😇ルヴァンパーティー🥳🥳
同居人はナイフで切ろうとしていたのに待ちきれずに手で引きちぎってしまった味に変わりはねえ pic.twitter.com/XMImL52U5v— 渡海奈穂|4/19電書BL新刊 (@eleki) April 24, 2020
これは展示会がなくなってあまってるってやつかな、聞くの忘れて貪り食った。
詰め合わせでいろんな種類が一杯来てました。
我らチーズ大好き侍なので、これも食べるとすごく元気が出ます。
その他、企画が中止になったので助けてください! 系の食糧やお花なんかをみかけて申し込もうとしたんだけど、その時にはとっくに完売している商品がちらほら…。
こういう状況になって、「普段はあまり見ていなかったけど、好みの商品」と出会える確率が増えたのは、不幸中の幸いといって差し支えないものだろうか。
ブックマークしといて、落ち着いた時にもう一度購入チャレンジしよう。
ひとつだけ、特別好きではないけど、SNSで「助けて!」って拡散されてたから、お取り寄せチャレンジ連続失敗していた流れだったので「よっしゃ買ったろ」と若干「自分の好きなものだから買う」という信条から外れて注文してしまった商品がありまして。
無事注文できたんだけど、発送予定をはるかに過ぎていまだ届かぬ。
心配になってサイトを見に行ったらかなり居直った感じに「注文が殺到して怖ろしさの余りに体が震えた、日付指定とかしても無駄なので理解してください。毎日大変です」みたいな怖い文章が書いてあったので、今後届いても、たとえおいしくても、リピはねえな…と思いました…。
かえって悪いことをしてしまった気になって切ない。
あと一切「お待たせして申し訳ありません」という真摯さがないのでビックリした。
やっぱりこう、「助けてあげよう」みたいな気持ちは高確率で無為になるので(※個人の見解です)、自分が欲しい心とマッチした時だけ頼むようにしよう、と改めて思いました。
そんな感じで、教訓を得つつ、楽しくお取り寄せしています。
引きこもり歴が長い割に、うまい息抜きの仕方がよくわからないままきてしまったので、こうやってちょっといいもの・好きなものをお取り寄せして、ガス抜きできるようになったのは嬉しいです。
本当はお気に入りのカップにちゃんとポットで出したお茶をそそいでティータイムとかやりたいんですけど。
そんなこと滅多にできず、大抵は余裕なさすぎてタンブラーにティーバッグぶちこんでなみなみとお湯注いで小説書きながらちびちび啜るとかやりがちですね。好きなお茶を飲めば、飲み方はどうでも元気が出るっちゃ出るんだけど、もうちょっと余裕がほしい…人生に…。
在宅業が長い人が、家にいるコツとか、自宅での仕事が捗るコツなどを公開してらして、尊敬しかないですよ。
私は永遠の夏休みのような生活なので、これを期に、もうちょっとはメリハリつけていきたいなあ。