牛乳を大量に消費しなければいけないなんて困ったなあ
いやあ困った困った。
日頃牛乳を飲み過ぎなのでちょっと抑えよう、と思ってはやっぱり飲みたくなって買ってきてしまうことが悩みだったんだけど、そうか、いっぱい消費しなければならないか。
子供の頃から牛乳好き、思い返すと小学生の一時期はなぜか給食の牛乳を毎日二本飲んでいた。
もちろん一人当たりに配られるのは200mlの牛乳パック一本なんだけど、たぶん牛乳嫌いな子の分をこっそりもらっていたのだ。
中高になって真面目にスポーツに励むようになった頃、兄も運動部に居たので、牛乳の消費が大変激しかった。
母がスーパーで二本買うとちょっと安くなる一リットルパックを、二日にいっぺん買いに行っていたレベル。つまり一日一リットル飲んでいた。何ならお昼にも牛乳パック飲んでいた(これは趣味嗜好の問題というより、牛乳だけ他のジュース類よりも十円安かったので、ちまちま節約して本代を貯めるためである。高校生の頃は昼食代として一日五百円親から支給されていたので、牛乳60円と購買のパン130円で毎日過ごしていておつりで本を買い、その食生活が部活の顧問にばれてしこたま怒られた)。
とうとう見兼ねた父親に「俺はおまえらの牛乳代のために働いているわけじゃない!」と怒鳴りつけられてしまい、一ヶ月くらいは一日500mlくらいに減らした。その後元に戻った。
水の他に一生これしか飲めないとしたら、牛乳を選ぶというくらい、牛乳を愛している。
前に北海道に行った時、道の駅に行くたびに絞りたてというふれこみの牛乳を飲んだら、あまりにおいしくて、おいしくて、東京に帰ったらこの牛乳が飲めないのだ…と思ってガチ泣きしてしまった。
東京でもどこかでおいしい牛乳が飲めないかなあ。
あれに比べたらスーパーで売ってる牛乳の味は正直誤差レベルなので、銘柄にこだわりはなくなってしまった。ありがたいのかそうでもないのか。
お腹が弱い割に牛乳を飲んでも下すことはなかったが、なぜかココアや抹茶の牛乳割りなどを飲むと微妙に腹痛が起きる。何でだろ?
最近大量消費レシピなどがTwitterで流れてくるけど、牛乳は牛乳のままでまったく飽きが来ないというか、冷やで飲むかホットでいくかが一番好きだから、あんまり参考にならないなあ…、と思った矢先、
給食がなくなり牛乳が余ってると聞いたので、牛乳をおつまみにしてみました
「牛乳豆腐」
牛乳200ccと片栗粉大さじ1半入れよく混ぜ、弱火にかけて絶えずヘラで混ぜます
牛乳が纏まってきたら容器に入れ冷やしてワサビとめんつゆか醤油でどうぞ
きな粉と砂糖でスイーツにしても超イケます pic.twitter.com/MKVARVQPnd
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) March 4, 2020
何となく気になって作ってみたら、おいしかった。
というか牛乳そのままの味だった。
とりあえず黄粉も好きなので黄粉をまぶしたところ、わらびもちみたいでとてもよかったけれど、何もつけない方が素材の味が生かされていて最高だった。
ちょっとこってりしたおやつを食べたくなったらまた作ってみよう。
作るのはとても簡単だけど、鍋を洗うのが面倒くさいかもしれない。
最近の流れに限らず、牛乳離れなどと言われて久しく、そんな言葉を聞くたびに悲しくなっていたので、みんながいっぱい牛乳飲んでるのは嬉しいなあ。
あとは蘇を作るか、酥を作るか…。