打ち合わせ月間
来年のスケジュールを決める時期は特に決めてないんだけど、なんとなく、いつも今くらいの時期に連絡が来る…ので、編集部的には「10月から11月くらいに決める」という慣例なのだろうか。
結構長いこと小説家をやってるけど、いろいろわからんな。
小説を書いていると、編集さんと直に顔を合わせて打ち合わせというのをあんまりやらないんだけど(少なくとも私はほとんど電話の打ち合わせだし、一度も顔を合わせないままだった編集さんもいる。だいたいは、最初に挨拶がてら合って打ち合わせをして、あとは電話とメールですませる感じ)、最近は外での打ち合わせが増えてきた。
割と外を出歩くのが好きだったのに、体調を崩したり老猫から離れ難かったりでめっきり引きこもりになっていたので、たびたび外に行って人と話すのが新鮮で楽しい。
話す内容は半分くらい出版不況のことだったり、世知辛い現状だったりするんだけど、それはそれで楽しいと思ってしまう。
別に不況が楽しいんじゃなくて、それをどうやって乗り越えて行こうかって考えてる編集さんと話すのが楽しい。
現実は本当にシビアなんだけど。
一時期、あまりに本が売れなくて編集さんも死んだ目をしていたし、まだまだネガティブなことばっかり口にする人もいるけど、楽しそうな編集さんを見てるとものすごく安心するし、自分も頑張ろうってなるな。
私も体調諸々のせいで死んだ目をしていたけど、最近めっきり元気なので、頑張っていろいろ書こう。