以心伝心の謎
住んでるマンションには、集合ポストのあるエントランスの他に、何箇所か出入口があるんですよ。
で、同居人の人と一緒にでかけた帰り道、いつもなら一番手前にあるところから建物に入るんだけど、郵便物をたしかめるために私だけちょっと遠回りしてエントランスから入ろうと思って。
でもなぜか「私は郵便受けを見ていくから先に帰っていてね」という言葉がどうしても出てこなくて、
「私、カボチャ…」
って言ってしまったんですよ。
私は頭の棚の仕分けが乱雑で、たまに全然別のカテゴリにあるものを間違って口にしてしまうんですよ。
横断歩道を洗濯機と言ってしまったり。
タクシーを換気扇と言ってしまったり。
頭がおかしいんじゃねえか? と自分でも思うんですけど怖いな何か病名がつくのかな。
それはそれとして、「私、カボチャ…」って言ってから「いやカボチャって何だよ」って自分で突っ込み入れる前に、同居人の人が、
「郵便受け見ていくってこと?」
って問い返したので、何だこいつ怖ぇなと思いました。
今までも私が集合ポストに寄るために、マンションの前でいったん別れて、時間差で部屋に帰るってことは何度かあったんですけど。
でも普通「いやカボチャって何だよ?」って聞きませんか。
だってカボチャですよ…。
怖いですよね。
猫は今日も可愛いです。
布団がくしゃっとしていてすみません、猫が寝てるからベッドメイクできないんだ。