こどもの頃に読んだ古事記の本を探している
わたしがまだいたいけな女児だった頃に、親戚のお兄さんからもらった本なんですけど。
なにぶんお兄さんのおさがりなうえ、小学校に上がるか上がらんかくらいの時代にもらったものなので、タイトルすら覚えてなくて探しようがなく手を拱いている…。
太古の昔すぎて記憶が朧気というかだいぶ捏造している気はするんですが、
- 四六判くらいのハードカバー
- 表紙は白ベースにあまり色味のない絵で、赤い色がアクセントに使われていた
- タイトルに「古事記」とは書いておらず、縦書きだった(かなりうろおぼえ、横だったかもしれない。「古事記」じゃなかったのは確実)
- 本文はモノクロもしくは二色刷【追記】
内容については
- スサノオと天照大神が二人で川のところで勾玉を噛み砕いたり剣を噛み砕いたりして神さまを産む(アマテラスとスサノオの宇気比)
- スサノオが櫛名田比売を櫛にして頭に挿して、八岐大蛇を退治する
- オオクニヌシが八十神からえげつないいじめを受けていた(イノシシを受け止めろと言って焼けた岩を山の上から転がして、それをオオクニヌシが受け止めて死んだ)
- 因幡の白兎
- オオクニヌシがスサノオからえげつないいじめを受けていた(蛇だらけのところに放り込まれて、須勢理毘売からもらった領巾で難を逃れる・草原で火をつけられて鼠のおかげで難を逃れる・蝨を採るようにスサノオに言われるが蝨ではなくムカデだったが、須勢理毘売の入れ知恵で難を逃れる・スサノオの髪を柱に括りつけて逃げ出す)
- 海幸彦山幸彦の話
この辺が入っていたように記憶している。
この流れだと天の岩戸のくだりとヤマトタケルの辺りも入っていてよさそうなんですが、全然覚えてない。
アホなので読んだけど忘れてるだけかも。
思い返すうちに天の岩戸は入ってて、天宇受売命がおっぱいを出して踊っていたところは絵で見た気もするんだけど、後付けの捏造な気もする…。
挿絵で鮮明に覚えているのは
- スサノオが子供みたいに泣きじゃくっている
- 山の上から八十神が焼けた岩を落とそうとしている、下でオオクニヌシが待ち構えている
- 渦に巻かれてめっちゃ溺れてる山幸彦
という辺り。
急に読みたくなって、表紙画像を探してみたんですが、どれも記憶に符合するものがなく…。
テイストとしてはこれがかなり近いので、試しに買ってみたんですが、これだとちょっと対象年齢が上過ぎる気がする。
絵本ではないんですが、もっと字が大きくて少なかった。あとイラストが違う。
あとやっぱり古事記とは書いてなかったなあ、「古事記」を知ったのがだいぶあとだし。
もしお手許にあって「これじゃないの?」っていうのに心当たりがある方は、よかったらとり便とかから教えてください。
あからさまにここがわたしのルーツなので、何となく読み返したいのだった。