ここ1週間くらいで買ったまんが
アシガール(9)/森本梢子
前に「ドラマ化してほしい!」って書いてたんですけど本当にドラマ化して嬉しかった。
唯はすごく! 唯だ! 唯だな!
一緒に見てた友達に「原作だともっと雑なんだよ」って言ったら「こ、これ以上に……!?」とおののいていた。これ以上です。ドラマの唯ちゃんは全然可憐だ。可憐だけど眉の手入れちゃんとしないでおいたり、脚開いてたりしていてすごく嬉しい。
あと体がね〜〜〜細くていいね〜〜〜20歳過ぎらしいのでwikiで見て勝手に不安になってたんですが、全然女子高生の体してたのですばらしいです。腰周りと太股はね、どんなに顔まわりとか着ているものとか立ち居振る舞いでカバーしようとしても20歳過ぎると「女子高生」ではなく「女子高生のコスプレ」になってしまうので、女子高生役は女子高生の当たり判定がある年代に演じてほしい派閥です。
男子もだけど…。
ドラマで唯之介が鼻血出してないのはちょっと残念でした。
でもテンポよくて映像も好みで、唯は可愛いしおふくろさまがともさかりえってどういうことだよと思ったけどすごくおふくろさまだったし、よかったな〜。
原作の方はとても佳境な感じで、若君の言葉少なだけど唯のことをすごく思ってる感じ、唯の軽薄に見えるけど本当い若君が好き! っていう感じが可愛くて切なくて、先が気になりすぎます。
タイムパラドックス的なものはあんまり考えないのか、あとでドカーンと(写真の時みたいな変化が)来るのか、その辺はどっちでも楽しそうだな。
それにしても絵がね、すごく、森本梢子先生の絵が好きで、以前青木光恵先生が(勝手にお名前出してすみません)森本梢子絵について「萌え線をなぞっている」と、とても的確な表現をされていて、それ以来わたしの中で「萌え線をなぞる…!」という神の手業を持つ匠が信仰の対象なんですが、森本梢子先生はその最たるものです。
シンプルな線なのに、世にある無数の線の中から萌えるところを抽出して表現している…。
全然関係ないけど森本梢子先生の漫画で一番好きな男子は緒方先生です。
肉女のススメ(3)/小鳩ねねこ
花子かわいい。
最近気付いたんですけど、pixivコミックなどで食漫画をあれこれ読んでて、好きなもののなかに「女一人でおすしを食べに行く」というのもあって(ごほうびおひとり鮨)、読んでて楽しいんだけど別に寿司食べたくはならないんだよな。
対して肉ですよ。肉は食べてる人を見るたびに「肉…食べたい…」って打ち震える感じなので、わたしはよっぽど肉が好きなんだなって思いました。
なので肉女楽しいけどお腹辛いです。
あねおと好きとしてはまりあちゃんちがとても気になる、気になるがあそこちゃんとうまく行くのかな…まりあちゃんが欠片も弟を意識してない、色々開けっぴろげすぎるので恋の方向に行けるのかとハラハラしてましたが、おまけ漫画を見たらあ「あ、いける…のかも…?」と思えてきた。
それにしても肉食べたい。いろんな人と、肉食べましょう肉、と言ったまま全然外に出られてないので、肉に行きたい。行きましょう誰か。今の仕事が終わったら…。
金魚妻(1)(2)/黒澤R
バナー→試し読み→購入というまた非常にわかりやすい流れ。
不倫物とか浮気ものとか、男女のゴタゴタオムニバスは読んでる時は楽しくてゴシップ的に先が気になるけど、何度も読み返すといえばどうか…? と電子で買うのに少し二の足を踏んでいたんですが、やっぱり先が気になるので買ってみた。
2巻に金魚妻のその後があったので買ってよかったです。しかし店主大丈夫か? 一度浮気したやつは絶対二度目もあるぞ? と思ったけどさくらちゃんは親公認のしたたかさを持っているので、何かあっても慰謝料と養育費をがっぽがっぽ取ってから立ち去るだろうから安心か。担保の店も商品もあるしな…。
女性の体のラインがものすごく好みで、特にスレンダー+小振りの乳の形がすばらしかったので「おっ」と思ったら女性作家さんだった。女性作家さんでも、男性視点で女体が好きな人と、女性視点で女体な好きな人に別れていて(と勝手に思っていて)、今回は後者っぽくて(と勝手に思ってるだけで実際は知らんけど)、そもそも絵がとても綺麗なので眺めているだけで楽しい御本でした。
お話は金魚妻が一番好きなんですが、妻の好みとしては見舞妻が一番でした。
出前妻は、元彼女の勘違いだったら寝取られ的に最高だったんだけどな。お話としてはこういう落ちの方がすっきりしてるから本当に萌え視点の感想ですけども。
私は深いNTRの病を患っていますが、弁当妻より出前妻の方がNTR満足度が高かったよ。
3月のライオン(13)/羽海野チカ
表紙を見た時なぜかファンブックだと思ってしまった。なぜだ。
中身も、脇役小咄連続、という感じで本編の横で楽しむみたいな感じだった。ちょっとずつ読み進めるのが楽しかった。
羽海野チカさんの漫画を読んでいると、打ち明け話をしてくれたと思ったのにあともうひとつ深いところにある秘密までは教えてもらえなくてもどかしい、という場面がたびたびある。漫画のシーンではなくて、読んでる私の気持ちのことです。
すごく真剣に話してくれているのはわかるけど、最後の最後でふわっとはぐらかされる感じがして、「聞く準備はできてたのに…!」と焦れてしまう。
照れなのかあえての作風なのかはわからないけど、そこに作者自身の少女性のようなものを感じる。ってすげぇ気持ち悪い表現だなすみません。
「嘘は言わないけど絶対に踏み込ませない自分の中の領域」があるのが、すごく潔癖な少女っぽいなと、どのキャラクターを見ていても思う。桐山君にとくにそれを感じる。桐山君(や他の登場人物)が女々しいとかいう話では断じてない。要するに私は少女が好きですという話です。
隠されていることで余計に深みを感じるおもしろさだな。とこれもまた勝手に思ってます。
あちらこちらぼくら/たなと
モブサイコ目当てでインストールしたマンガワンアプリで読んで、先が気になって買った本。
距離感がたまらない。
でもこれBLになっちゃったら今感じてる楽しさからはちょっと外れるな、と思ったんですが、逆に一般誌でBLにはならんかな。そうでもないかな。
男子高生は、恋愛沙汰になるのもいいし、決して恋愛にはならないけど恋人とは違う形で固く結ばれてるのもいいし、作品によってそれぞれ萌え処が違うのである。
セックスするよりエロかったり萌える関係性があるのだ…。
ってここまで書いといて何ですがこの二人が付き合いはじめても全然いけるわごめん。エロでもいいわ。全然ごはんがおいしいわ。