宣伝のためのウェブサイトは必要か?という話
十年くらい前に、すでにいろな人がHTMLサイトからブログに移行し始めて、最近ではブログからTwitterに移行していて、自分のサイトを自分で持ってる作家というのがかなり減った気がします。
わたしはこのブログの他に、仕事の告知などをするためにサイトを持っていますが*1、これがもう全然人来ない。新刊が出ました、という記事を書いてもアクセスはほとんどなく、訪れる人のほぼ百パーセントがTwitter経由です。(サイトの記事を更新ました、というお知らせをTwitterに投稿している)
Twitterのアクティビティを見ると、「ユーザーがTwitterでこのツイートを見た回数」に対して、「このツイート内のリンクをクリックした回数」は10%未満です。
考えてみると、自分がTwitterを利用する場合も、よほど興味のある記事でなければわざわざブログなどに飛んで見ないよなあと気づく。ブラウザが立ち上がるのが遅くてかったるいのだ…。
だから最近は、なるべくTwitterで詳細情報まで書くようにしていて、そうするとほんとサイトって必要ないなーと思う。
昔はブログは見づらい、サイトの方が便利って流れがあった気がするんですが、今は逆なんだなあ。
既刊情報はAmazonの方が詳しいし、書店特典なんかは出版社のサイトとかTwitterの方が親切な案内だし、もう作家本人がウェブサイトを持つ理由っていうのは消え失せているのかもしれない。
しかし単純に、わたしはサイトを弄るのが好きなので、当分独自ドメインとか持ったままだと思います。
せめてもうちょっとこう来てくれる人が「見てよかったな」と思えるようなコンテンツ作りができたらいいんですが。って小説家なので小説を載せるくらいしか思いつかないけど。
ほんとはメインコンテンツをウェブ小説にするつもりでおるのです。pixivに載せればいいんじゃない? みたいな内心のささやきを無視して頑張ります。
*1:WordPressなのでまあブログっていうかCMSなんですが