散髪した

2006年4月19日

髪を切ってから、友だちの家に行って反応を楽しみににこにこしてたら、何も言ってくれない。
五、六分世間話して、無反応なので、「何かわたしに言うことない？」って訊ねたら、「ええっ！？」ってものすごく驚いた声を出してから、そわそわ視線が泳いで、「い、いや…あの…？」って見るからに挙動不審になったんですが、おまえ何かわたしに後ろめたいことでもあるのか。
と思いました。
まるで犯罪者のような反応でした。
「髪切ったんだよ！」つったら「ああ！」って安心したように…。

倦怠期の熟年夫婦のような会話になってしまった。
結構切ったんだけどなあ。

わたしの母もまったく同じことを家族に言って、気づいてもらえず拗ねていたのを思い出した。血ですな。

前に住んでいた町の美容室がお気に入りで、引っ越してからもバスで通っていたんですが、いい加減面倒くさいので、近所のお店に試しで入ってみた。
そしたらシャンプー台へどうぞ、って時に、「うちシャンプーは機械なんですよ」って言われて驚いた。機械でした。機械に頭ほりこまれて、お湯かけられて、洗われてんだか何されてんだかボーっとしてる間に終わった。
も、ものたりな…。
こりゃここ来たの失敗かな、と思ったんですが、切ってくれた人は無口でよかったです。わたしのいい美容師の基本は無口であることです。いい美容室だった。
最初に髪ぬらすのととかすのと、乾かすのとマッサージするのは人力だったので、機械がやってくれたのはほんとに洗うとこだけだったんですが、人の手でやった方がむしろ楽だしお客も喜ぶのではないだろうか。メリットといえば洗う人の手が荒れないことくらいか…。
人に洗ってもらいたかったなー。次行くか微妙です。

ところで明日はこれの発売日です。