「tatsuya 最愛なる者の側へ」
tatsuya 最愛なる者の側へ
【作】鐘下辰男
【演出】茅野イサム
【出演】津田健次郎 伊藤裕子 鈴木省吾 大口兼悟 和田正人 渡辺修
内容を知らずに見に行ったんですが、全共闘あたりの昭和の話で、ドツボでした…。この辺ほんと弱い。困った。
途中で、あれ、あれっぽいよほらあれあれ、と思ったんですが思い出せず、終わってパンフ見てわかった、永山則夫の話が下敷きになってた。どうりでなー!
全共闘と言っても、時代がそうってだけで別にその周辺の話ではなかったんですが、あの時代のやるせなさ、どうしようもなさがたまらなく脳にしみるポイントで、その自分が思い描いている空気が表現されていて、ほんと見に行ってよかったです。
戯曲も演出もとてもよくて、役者さんにも全然不満がなかった。どういう位置付けのお芝居なのかわからないまま行ったので、どんなもんかとちょっと心配だったんですが、おもしろかったなー。
やっぱり×x×××って…いや、いいや。
席が結構前の方だったので、鈴木省吾さんの陰嚢がぶらぶらよく見えました。あとマッチの臭いも漂っていて、否が応にも昭和感が盛り上がる。
舞台はいいな〜。