ジェットストリームアタックをしていた気がする
アドベントチルドレンを見ました。
またどうやったらタークスに入れるのか考える日々が始まるわけですか?
懐かしくて、昔買いあさったFF7本を読み返してみました。
タークス本かクラセフィしかなかった。寝ても覚めても社長! 社長! 社長! 社長! のことばっかり考えていた時代がほんと懐かしいです。若の方だよ。
これ劇場で公開すればよかったのにね。ていうか今からでも劇場でやるなら見に行くよ。
ネタバレになるので、以下見てない人は飛ばして下さい。
ツォンさんもルーファウスも生きてるじゃんよ!
といきなり心躍りました。
っていうかあの世界の人たちはどうやったら死ぬんですか?
とティファを見ていて思いました。どの高さから落下したら死ぬの? 銃で撃たれても死なないの?
じゃあ何でエアリスは死んじゃったの?
ううう。
ゲームプレイ当時、商業誌のBL雑誌の欄外にある作者らくがきで、エアリスが死んでしまうイベントのネタバレをされてしまった恨みを思い出した。ありえん。
それはそれとして、エアリスのピンク色がちょこっとでも出てくるともう泣けて泣けて仕方がないわけですな。マリンの髪型を見ても泣ける。というか冒頭幼女の声で説明するのは反則だよ! 「わたしの大好きな人も…」ってもうしょっぱなから泣かすなよ。
今回の続編を見て、やっと気付きました。
そうだよね、エアリスが好きなのってクラウドじゃなくてザックスなんだよね…!!!
エアリスは天国でザックスとしあわせなんだよね。クラウドに対しては、何か純粋な友情というか、「わたしの大好きなザックスと同じソルジャー…あれ、ソルジャーじゃない? 思いこみ? さみしい子、やさしくしてあげよ」みたいな。何かそういう愛情を。感じるわけで。
「おまえの居場所はここにはないってさ」
というザックスの台詞で、かわいそうの涙が止まりませんでした。
ずっとエアリスとクラウドが結ばれないことが勿体ない(?)と思っていましたが、そもそも両思いじゃないんだから仕方なかった。
でも何か恋じゃなかったとしてもそれはそれでいいな〜。お互い大事な、ある意味で特別な相手ってことで。
クラウドまでエアリスに母性を求めてたっていうオチだと気持ち悪いんですが、家族みたいに愛してたっていうのもアリかな。でもティファに対してもそうな気もする。
それにしても最後の教会んとこで、去っていくエアリスの向こうにザックスがいたことがやっぱり切なかった。というか「やっぱそうですよねーーー!!!!」みたいな気分になりました。
エアリスは多分もう帰ってこないのに、あいつは帰ってくるんだな。
いつの間にセフィロスはあんなに熱烈にクラウドを愛するようになったのかな。やっぱり初めて自分を倒した強い男だからですかね。半裸でお出迎え!
今回ほんとセフィロスが気持ち悪くて気持ち悪くてぞくぞくしました…!
「跪いて許しを請うところを見せてくれ」
もうこえーよ。
「ほう、何がお前をそんなに強くした」
(あんたから自分を守るためだよ!)
「おまえの最も大切なものは?」
(貞操だよ!)
「それを奪う喜びをくれないか」
(嫌だよ!)
クラウドの心の叫びが聞こえたわけで。
「(もうほんと頼みますから)思い出の中で、じっとしていてくれ」
「私は思い出にはならないさ」
(イヤアアアアアア!!!!)
みたいな。
つーか普通に痴話げんかにも見えました。
カダージュは「これが僕のリユニオンだ」とか言って「セフィロスおにいちゃん、クラウドおにいちゃんをやっつけて!」みたいなつもりでセフィロスを呼び出したのに、お兄ちゃんとお兄ちゃんはできていました、って結果だったために元に戻った時よろめいていたんですよね。衝撃で。
「う…裏切ったな、僕の気持ちを裏切ったな!」と、証拠隠滅のためにクラウド兄を殺そうとして失敗。お母さんに「もうホモは放っておきなさい」と言われて昇天。
残る弟たちも、身内の恥を抹消しようと兄に銃口を向けましたと。
そういうふうに見えました。
セフィロスには、「俺の一番大事なものはあんたとの思い出です」とでも言っておけばいいんじゃないですかね。
結局クラウドは平和ボケして戦う気持ちを忘れてしまったってことでいいですか?
二年に一回くらい、クラウドの貞操を狙ったセフィロスが現れて、そのたびちこちこ退治してたら星は割合平穏なんじゃないですかね。
などといろいろ茶化しておりますが、長らく待った甲斐はあったなあ〜、というような感じでした。茶化さないと正気を保ってらんないのさ!
ルーファウスが格好よくて格好よくてもうどうしようかと。レノさんはあいかわらず可愛かった。性格は可愛いと思ってたんですが、ビジュアルもあんなに美少年風とは…タークスも相変わらずでよかったです。もっとツォンさんとイリーナの活躍も見たかったな〜。
タークスが世界征服するためのプロモビデオとか作ってくれないかな。
今回何がびっくりしたって、FF7の当時のグラフィックのあまりのアレさにです。
思い出の中でかなり美化していた。ていうか、CGの技術が進歩するたび、ちょっとずつ記憶もそれに合わせてレベルアップしていたんだな。
でもやっぱあの当時としては腰を抜かすほどものすごい絵でしたよね。
「このゲームを十年前の人たちに見せたらどういう反応するんだろう」って考えてた覚えがある。
アドベントチルドレンを十年前のFF7やってる人に見せたらどういう反応するんだろう。
うちのおばあちゃんなら確実に「本物?」って聞くよ。いや聞く余地もなく普通に本物の人間と思うかな〜。