舞台「電車男」
電車男
武田真治主役の舞台の方です。映画と、あとドラマは二話目くらいまで見たけど、舞台が一番おもしろかった気がします。よくまとまってたっつーか。
キャスト
電車男:武田真治
エルメス:優香(声の出演)
河原雅彦
鈴木一真
モロ師岡
佐伯新
脇知弘
千代将太
スタッフ
脚本・演出:堤幸彦
共同演出:大根仁
それにしても、いい年した男たちがあんなふうに顔文字使って掲示板に書き込むのは気持ち悪いなあ。♪とか使ってるのも気持ち悪いです。そういうのがいいのか?
あとおまえは連邦が好きなのかジオンが好きなのかはっきりしろと思った。どうでもいいや。
タケは非常にかわいらしく、というかこの人は素でオタクな気がするので、配役が微妙…ぜ、絶妙? 舞台で着替えてメガネ取って髪整えて、って変身した後、みんながキャー!! ってなってるのがおもしろかったです。いやわたしもキャーっとしましたけどね。
普通にファンですみません…タケを生で見たのはNIGHTHEADの舞台挨拶以来です。変身後に来ていた(よく見えなかったけど)古着っぽい七分丈のTシャツ、それは、脱オタ直後の男子が着るのはちょっと難しいと思う。あれは似合っちゃいけないのではなかろうか。
それにしてもかわいかった。電車男が本当にあんな感じだったら、エルメスもそりゃ落ちるよ。かわいいもん。もんもん。
河原さんも素敵でした。イケメンサラリーマン。イケメンて言葉…まあいいや、一生懸命喋ってるのに、みんながタケの映像に釘付けで、「こっちも見ろよ!」って叫んでたのがかわいかった。あと、タケのヅラがずれてる指摘が絶妙だった。あれはアドリブじゃなくて様式美なのかしら(そんな感じだった)。
映画でも舞台でも気になったのが、「こんな俺がエルメスさんみたいな素敵な人と釣り合うのか」と悩むところと、あと「脱オタしなくちゃ」みたいなとこでした。こんなふうに悩むからオタクのオタクたるゆえんなのか。ちらっと思っても、別に好きなもんは好きなんだからいいじゃんなあ割り切ればいいのに。とか言ったらこの話は台なしなのか。
脱オタは別にしなくてもいいと思う…というか同人誌買ってるのがダメみたいな流れが、オタク的にやだな〜と。オタ=同人誌=人間としてレベルが低いみたいな図式が単純で腑に落ちない。
そんなことより、映像で流れていたのがどう見ても鋼の女性向けカプ本だったのが非常にいたたまれない気分でした(しんなり)。
自分がオタクじゃなければもっと楽しめた気がしてもったいない。いろんな意味ではらはらしました…。
楽日だったせいか、カテコの後キャストが客席にだーっと降りてきたので、タケと河原さんにハイタッチできた。いい目をみました。