はたらくおじいちゃん

2005年2月14日

コミケの申し込みのため出かけていた昼過ぎに、急に祖父から電話があって、『仕事で近くまで来たから夕方頃家に行く』と言われました。
現在絶賛修羅場中、部屋の中は腐海に沈んでおります。
でもせっかく近くまで来てるんだから断るのも何だしと思って、約束をしてから、猛烈に部屋の掃除をいたしました。
ちょうど本棚の位置を変えたいと思っていたので、ここぞとばかり模様替えまでしてしまった。おかげで部屋が広く見えるようになった。ものがなければ広いなあこの家…。

ホントに今切羽詰まっていて、ちょっとの時間でも惜しい感じだったから「何も今日来なくてもー」などとぶつくさ言いながら掃除してたんですが、祖父はちょっと寄ってお茶を飲んですぐ帰っちゃったので、それはそれで寂しかったよ。
どうせ来たならもうちょっといればよかったのにー。せっかく片づけたのにー。
引き留めたんだが逃げるように帰られてしまった。
祖父はものすごく照れ屋なので、電話をしてもあっという間に祖母に代わられてしまう。
こないだ誕生日だったんで電話したんですが、
祖父「もしもし」
わたし「お誕生日おめでとう」
祖父「用それだけ？」
わたし「それだけっていうかいやそれだけだけど」
祖母に代わりそうな雰囲気だったので、慌てていると、電話の向こうで祖父が何かニヤニヤしてる。
祖父「さっきおまえの母さんからも電話があって、用それだけっていうからばあさんに代わったら怒られた」
そりゃ怒るさ、と言ってすぐやっぱり祖母に代わられてしまった。わたしと祖父の電話は20秒で終わります。

しかし今書き出してみて思ったが、わたしは身内に電話をする時もうちょっと、何か挨拶とかした方がいい気がしてきた。
前に賃貸契約絡みで、父親の生年月日や収入を知りたくて家に電話して、
母親「はい、（苗字）です」
わたし「お父さんの誕生日っていつ？」
っていう会話をしたら（会話…？）そばで聞いてた式部さんにものすごく驚かれて叱られた覚えが。
兄もそんな感じです。まだわたしも兄も実家にいた頃、出先の兄から電話が掛かってくると
わたし「はい、（苗字）です」
兄「お母さんは」
わたし「（母親に）お兄ちゃんから電話」
終了。
まあこれだと振り込め詐欺には引っかかりそうもないので、いいような気もします。相手に名乗りもしないし、オレオレ、とかあたしあたし、つーのもないので、「あたしだけど」とか言ったらあからさまに不審です。
そんでも引っかかっちゃうのが詐欺なんだろうか。母親は万が一わたしが泣きながら電話してきたら、疑ってても払っちゃうかも、と言っていた。
今井さんの出てくる番組を見せてやりたい。