新年あけましておめでとうございます。シャランラの色味が悪いな。
正月らしいことをしようと思って近所の銭湯に行って露天風呂とか入ってきました。人が全然いなくて快適だったが、広さの割に本当に人がいなすぎて「この店…大丈夫か…?」と新春から不安になりました末永く営業していますように。
2024年の振り返りは2024年のうちにやるべきではと毎年同じことを思いつつ去年の総括です。
文庫が三冊出ました。
“国王の世継ぎ”を産むため、突然異世界に召還された恵那。もちろん産みたくなどないが、魔法で縛られ逃げることもできない。“恵那王妃”と祭り上げられ国中が祝福ムードの中、ひとり剣呑な眼差しを向けてくる男がいた。アヴェルス――王の一人息子ながら継承権を持たない王子。彼に用心しろと周囲には言われるものの、恵那の境遇に同情を示してくれたのは彼だけだった。人目を避けた逢瀬を重ねるごとに不器用な優しさに惹かれていく恵那だが、実は男性であると言い出せず……? こじらせ王子と見せかけ王妃の異世界トリップ・ロマンス!!
イラスト:もちゃろ
恋した王子は、発売の時にも書いた気がするけど、純粋に「2」がつく形の続編というのが初めてだったのでとりわけ嬉しかった記憶です。
電書限定のお話も出ました。
禁忌の黒魔術使いとして〈残虐王〉アルシーザに処刑された〈魔王〉フィオン。目覚めたら時を20年ほど遡り、幼い姿に戻っていた。今度こそ真っ当に生きようと人生立て直しを図るが、フィオンにはあらゆるものを魅了する性質があった。夜な夜な現れる精霊に不埒な真似を仕掛けられ、すっかり感じやすい体に開発されてしまう。快楽に流されるまいと己を律すること5年。ようやく入学した全寮制の学院で、フィオンは若きアルシーザ王子と再会し……!? 逆行再会から始まるエロティック・ファンタジー!!
イラスト:北沢きょう
紙も電子も全部王子×魔術師でどれだけ好きなんだよと改めて思う。
何も考えずに書いたらこうなってしまったので、次機会があったらもうちょっと違う構図の人間関係をですね、いやでもやっぱり好きだから書いちゃうかもな…。
雑誌は一応現代ものを書きました。一応というのはこれはこれで不思議系だから。
小説ディアプラスファイナル号ということで思い出深いです。何だかんだもう10ヵ月くらい経つのか~。
最後だからと好き勝手やりました。ディアプラスさんでは大概好き勝手やらしてもろてたんですが、その機会も減ってしまったんだなというのが本当に寂しい。改めまして大変お世話になりました。
代わりに(なのか?)新たに誕生した小説アンソロジーにも新作を掲載してもらいました。
これもファンタジー。そういえばこのお話は王子も魔術師もいなかった。戦士と社畜です私は社畜の異世界トリップが大好きです。異世界転生でもいいし別に現代ものでもいい。
別府マコト名義では、「鬼の妻問い」連載が完結してコミックスが出たり、シナリオと構成を担当している「招かれざる客」も最終巻が出たり、読み切りの原作を書き下ろしたりしました。
鬼の生贄として閉じ込められ、虐げられてきた少女・志筑百。彼女を妻として迎えに来た美しき鬼・竜胆に愛され、今では幸せな日常を送っていた。しかし、百の異母妹である唯依菜が、柘榴という鬼と契約を交わして人々を操り、再び百を追い詰め――…ついに迎える断罪の時――!! 大人気シンデレラストーリー、完結です!
※別府マコト名義
作画:黒コマリ
有能すぎて妬まれ、婚約破棄された私。新しい職場で出会ったイケメンの正体は…?
※この作品は『極上エリート男子は私だけに激甘です!?~逆転恋愛アンソロジーコミック~』収録作品と同一の内容を単話版として再編集したものとなります。
※別府マコト名義
作画:松浦ぶんこ
細々したものを除けば、去年のお仕事まとめはこんな感じでしょうか。
春からまた体調を崩して夏でとうとう寝付いてしまったので、あんまり働けなかったなあと思ってたけど、振り返ってみるとそこそこ仕事していたのかもしれない。
息をするのに必死であんまり記憶がない。どの仕事もヒィヒィ言いつつがんばった記憶だけはある。いつも通りすぎるな。
年がら年中体調が悪い人生ではありますが、去年は持病をうまく薬でコントロールできるようになってきたと喜んでいた矢先に全然関係ない病気になって(これもままあること…)、さすがにもう、休もう…済し崩しにやるんじゃなくてちゃんと体勢を立て直そう…と本気で決心しました。
(ここからぬるっと今年の抱負に入る)
とにかく生活の改善をですね。
これも百万回決意してはなあなあになっているんですが、今度こそ、こ、今年こそ、夜寝て朝起き適度に運動する生活を、やるぞ…。
いろいろと心底から反省して、とにかくもう痛い病気は勘弁ということで、今度こそですよ。
健康を得て、もっといっぱいいろいろなものが書きたい。でも無理はしない。
で、今年こそ同人活動とWeb小説を再開するぞ。
という決意の証で小説ページを改装したのは先日の日記の通りです
書きたい話については、まだこの世にないものについてあんまり大っぴらにつらつら語ってもしょうがないので、FANBOXとかでそっと綴ってます。簡単に言えば、原点回帰・自分の好きな物の再確認、みたいな感じです。
いろんなことに甘んじたり日和ったりして、自分が本当に好きなのはこれ! っていうのはなかなか形にできずにいるんですが、そこを形にしていきたい。
別に仕事で書いてるものは書きたくないものというわけではなく、書きたいものの中で商業流通に乗せても怒られなさそうなものを選んでいるので、怒られそうなものは同人誌でやりたいという話。怒られそうだな、と思ったら同人誌ですら二の足を踏んで安全策を採ってしまう悪癖をやめようキャンペーンです。
いや悪癖って書いちゃうとこれまでの私が可哀想だな。まじめに考えてやってる結果だしな。
今年はちょっと不真面目にというか、ふざけた題材(と他人に思われそうなもの)でも気軽に楽しく書ける心持ちになりたい。
そして今年こそ、形として人様にお出しできるようにを目標に、J庭とか文学フリマとかコミティアとかに、また申し込もうかなと思っています。本が出たら申し込もうをやってると一生参加できないことは知っているのだ…。
そう、同人誌をね、あれこれ作りたいですね。お店屋さんをやりたいです。自分の好きな本を並べるお店屋さんごっこ。グッズとかも作りたい。作れるのか? この新年画の腕前で?
冬コミに友達の手伝いで行ったんですけど、やっぱり好きなものを作って並べてる場はいいなと、見てるこっちも元気になりました。今はいろいろ簡単にグッズ作れていいね。最大の難所である絵とかデザインができればの話ですけどね。
あと書くこと以外では、もうちょっと読書のペース上げたいのと、映画もっと観たい。旅行とまではいかなくともちょっと足を伸ばしていろんなところいきたい。
体調悪い時は家にこもるしかできず、かといって体力がないから読書や配信の映画を見続けることもできず、という陰鬱な日々だったんですが、最近は結構長時間外をウロついても次の日寝込むということも減ってきたので、さらに体力をつけて好きなこといっぱいやりたい。本をいっぱい読みてぇんだ~~~。
でも家でゲームもしたい。積みゲーも増えてしまったので、モンハンワイルズの発売前に終わらせなくてはならん。ワイルズ出たらもうずっと狩りしかしないのが目に見えているので。
ゲームといえば人を募ってAmong UsかGoose Goose Duckをやるのも今年の目標です。
なにぶん友達がいないので人狼をやる人数が集まらん。人と交流して友達を増やし、オンライン多人数ゲームをやるのが今年最大の目標ですよろしくお願いします。
同人活動を頑張れば友達ができるに違いない。
そんな感じです。
健康を得て仕事と同人活動をがんばって読書してゲームしてアモアスをやる。
一行にまとまりました。
具体的に同人誌三冊は出せたらいいなあ。あとWEB連載もやりたい。というかやります。
仕事にしろ同人にしろジャンルがバラバラになりそうなので、というか仕事はすでにそうなってきているので、追えそうなものだけでも追ってもらえると嬉しいです。全部追ってくれてる人は本当にいつもありがとうございます。
あなたにも私にもいいことがありますように。がんばりたいと思ったことががんばれる環境を構築できますように。
それでは、改めまして、2025年も渡海奈穂と別府マコトとデンノウエレキングと電気犬文庫をよろしくお願いいたします。