ディアプラス文庫『夢は廃墟をかけめぐる☆』発売のおしらせ【BL】

撮影に訪れた廃墟の島で、カメラマンの伊原木は一人の男と出会う。周囲の景色に無理なく馴染む様子に、伊原木は理想の“廃墟の精”を見出した。その彼と町中で再会する。“廃墟の精”の正体は三島要、会社から不当解雇され妻とも離婚し、人生を捨てかけている元エリートサラリーマンだった。行き場のない三島を伊原木が家に連れ帰り共に暮らすうち、自由な伊原木に影響され三島も変わり始め……。年下攻ストレンジ・ラブ!!
イラスト:依田沙江美

本日(10/10)発売です。

君のそばにいる自分が、本当の自分であればいい。
廃墟マニアのカメラマンと人生捨てかけの元エリートサラリーマン。
育ちも価値観も違う二人の恋の行方は……? 年下攻ストレンジ・ラブ♥

帯のあおり。
ちなみに雑誌掲載時はこれでした。

その風雅なたたずまい、
風景に馴染む枯れた風情。
一瞬で心を奪われた、彼は
”廃墟の精“――…。

↑こういう話です。
生まれて初めて三十代のおっさんに『可憐』て形容詞をつけた。
基本的に人の話を聞かない人たちの物語です。
今回文庫の色が青くて、目新しい感じでちょっとドキドキしました。ロゴを見た時は、苦労をかけてすみません、と思いました。毎度思いますがデザイナーさんてすげーなあ。あとあおりを考えてくれる編集さんもすげーなあ。ありがとうございます。

それにしたって依田沙江美さんの廃墟のイラストはとてもすてきだ…! 廃墟でラブラブしてる人たちがすごいしあわせそうで嬉しいです。ありがとうございますありがとうこざいます、三島も伊原木も廃墟もマッサージ機もオタクロビーも麦わら帽子も好きすぎる!
書き下ろしの扉の三島は人さらいにあいそうで不安です。

伊原木「あー(要さん)かわいいなあ……」
三島「(ユキジロウは)かわいいだろう」
伊原木「うんかわいい(にこにこ)」
伏見「(ふたりを指して)あれは萌えですか?」
朝倉「君は萌えというものをはき違えているねえ」

うん、どうでもよかった。

この記事は宣伝のつもりだったんだ。よかったら読んでください。