【雑誌掲載/BL】小説ディアプラス2024ハル号に新作読み切り「あやしの隣人」掲載

新作読み切り掲載「あやしの隣人」
事故に遭遇して以来、おかしなモノが見えるようになってしまった京也。
そんな時、共に事故にあった青年・ハルと再会。
彼のそばには不思議とアレが寄ってこず、 ハルの家にお世話になる日々が始まって…?

イラスト:雨隠ギド

小説ディアプラス2024年ハル号そしてファイナル特大号です。
私は書き下ろし新作読み切りと、再録ですが付録のペーパーコレクションブックに「恋は降り積む」のショートストーリーで参加しています。

「あやしの隣人」

事故に遭遇して以来、おかしなモノが見えるようになってしまった京也。
そんな時、共に事故にあった青年・ハルと再会。
彼のそばには不思議とアレが寄ってこず、
ハルの家にお世話になる日々が始まって…?

という不思議話です。ノリとしては「神さまと一緒」に近いか?
大学生×社会人の年下攻め。

イラストは愛する雨隠ギド先生に描いていただきました。
初稿を読んだ担当さんから「思ったより妖怪が怖かったけど、ギドさんならまあ可愛く描いてくれるでしょう」ということで直さずにすんだありがとうございます。
私はかわいいと思って書いてたんですが本文中ではキモく感じるらしい妖怪もギド先生の手にかかって扉絵のとおりです。怖! って思ったらまず表紙イラストを見てくれかわいいから。
ハルと京也もイメージどおりすぎましたありがとうございます。本編のイラストも素敵でしたがあとがきのハルがかわいいあまりにかわいい。ありがとうございます。

いや~~楽しかったな!
何でもいいと言われて、まあディアプラスさんでは何やりたいって言っても駄目って言われることはほとんどないんですが(私がディアプラスに合わないだろうなとか、担当さんの好みじゃないだろうなと思って勝手に回避していることは多々ある)、今回はせっかく最後だしディアプラスさんじゃないと駄目だろうなあと思うところをやってみました。

本当にたくさんお世話になりました。
休刊のおしらせを見た時はさすがにしんみりしてしまった…。

ですがそちらにも書かれていたとおりディアプラス文庫はこれまでどおり続きますし、私の新刊も何かしら出してもらえると思いますので、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

で、おしらせと試し読みが掲載されましたが、来月4月19日に電子限定で新作が出ます

https://www.shinshokan.co.jp/book/b643713.html

Kindleなどで予約も始まっています。

禁忌の黒魔術使いとして〈残虐王〉アルシーザに処刑された〈魔王〉フィオン。目覚めたら時を20年ほど遡り、幼い姿に戻っていた。今度こそ真っ当に生きようと人生立て直しを図るが、フィオンにはあらゆるものを魅了する性質があった。夜な夜な現れる精霊に不埒な真似を仕掛けられ、すっかり感じやすい体に開発されてしまう。快楽に流されるまいと己を律すること5年。ようやく入学した全寮制の学院で、フィオンは若きアルシーザ王子と再会し……!? 逆行再会から始まるエロティック・ファンタジー!!

イラスト:北沢きょう

禁忌の黒魔術使いとして〈残虐王〉アルシーザに処刑された〈魔王〉フィオン。
目覚めたら時を20年ほど遡り、幼い姿に戻っていた。今度こそ真っ当に生きようと人生立て直しを図るが、フィオンにはあらゆるものを魅了する性質があった。
夜な夜な現れる精霊に不埒な真似を仕掛けられ、すっかり感じやすい体に開発されてしまう。
快楽に流されるまいと己を律すること5年。ようやく入学した全寮制の学院で、フィオンは若きアルシーザ王子と再会し……!?
逆行再会から始まるエロティック・ファンタジー!!

「元魔王の逆行魔術師は恋と快楽に堕ちる」というタイトルそのままのお話です。
電子限定エロ!本です。エロを、エロを書きたくて「電子限定でエロ書きたいんですけど」って言ったら「いいですよ」って快諾してもらえたので書かせてもらいましたエロ本です。
何で電子限定かというとエロ本と言ったら電子な気がしたからです。この辺いろいろあるので(私の思考が)別の機会に語りたい感。
よかったらご予約などしていただけますと嬉しいです。

ペーパーコレクションに載ったのは

不摂生が原因で療養中のアニメ監督・楡崎の元に、突然「弟子にしてください」と一人の青年が押しかけてくる。その青年・駿は行動のわりに押しが弱く儚げで、帰る場所がないという彼を放っておけず身の周りの世話を頼むことに。生まれてから一度も泣いたことがないらしい駿。自身の中に渦巻く感情の吐き出し方がわからずもがいている彼は妙に色気があり、そんな駿を見ていると創作意欲が湧いてくる楡崎だが……? クリエイター同士の年の差ロマンス。
イラスト:スカーレット・ベリ子


こちらの文庫の番外編です、本編知らないよって方はこれを機に文庫も読んでいただけますと幸いです。