BL文庫5月新刊「抱いてくれてもいいのに」見本が来ました

ゴールデンウィークがあるのでいつもよりちょっと早く見本誌が手許に届きました。

無理くり撮影に協力させられるさびねこ。
猫を入れておけば見てもらえると思っていてすみません。

Amazonで書影も出ましたね。

出張中の従兄のマンションで留守番をしていた奏汰。そこにある日、従兄を出せと強面の男がやってくる。従兄はヤクザの情婦に手を出し逃走中で、自分は嵌められたらしい。代わりに風俗に売り飛ばすと脅され泣き出した奏汰を見かねて助けてくれたのが、脅しに来た筈の門原だった。一見お仲間にしか見えない門原は実は税理士で、彼らの相談役もしているという。従兄が戻るまで門原と同居することになった奏汰だが……?
イラスト:山田ノノノ

山田ノノノさんのみつめ合う二人がかわいい。
珍しく悩みごとが恋愛のみであるという二人を書いた気がします。いや珍しくもないか? トラウマとか引きずってる過去とか何もなく、ちゃんと恋でやきもきしてる二人を書いたのが自分で新鮮だったんだ…。

緊急事態宣言が出てどうしたもんかと思っていましたが、幸い書店は自粛要請から外れた模様?
それは作者としても読者としてもとても嬉しい流れなんですが、映画館や劇場や美術館なんかも別にええやん…と思ってしまう。
観たい映画や行きたい美術展はいっておくべきでしたね。映画はGW明けでも間に合いそうでしたが、行こうと思っていた展示が急遽終了となってしまって悲しい。

好きなバンドの曲で、「もし『あと一年の命だ』と言われたらがむしゃらに生きるだろう」という歌詞があるんですが、その気概で生きねばなあと改めて思うのでありました…歌詞がっていうか「『そんな気持ちで生きてみるべきだ』と手塚は言う」と続くので手塚治虫の言葉っぽいんですが。

そう言うわけで、悔いのないように買おう! 「抱いてくれてもいいのに」!
コミックビームの宣伝みたいになってしまったが、そんな気持ちで買ってもらえると嬉しいです新刊。
商業誌でも一期一会だなあと、読者的にも考える。
表紙でぴんときて気になったけど通り過ぎちゃって、あとから「あのイラスト素敵だったから、買っておけばよかったなあ」って悔やむこともあるじゃないですか。
なので気になったら買っておいてもらえると私もあなたもハッピーではないかと思われます。
読んで中身も面白ければ儲けものという。

Twitterでも宣伝頑張りますと言ったのでこんな日記を書いております。日記かこれ?
びっくりされるかもしれませんが忘れておりません去年のエアスケブ、ちょうど(ちょうど…?)今回の文庫の二人をリクエストしていただいているので、発売したあたりでSS公開できたらなあと思っております。
リクエストは文庫の二人ではなく、雑誌公開時の二人ですが…本当に遅くてすみません。

エアスケブ、ありがたいことに割と昔の作品も多くて、まず本体を倉庫から取り出すところから始めるので、時間がかかってしまう。
一度書き切った作品は、脳内のメモリから外部ディスク(文庫など)に大事に保存されているのだ。
もちろん頭の中からも消えてしまったわけではないんですが、整理されて奥の方にしまわれているので、文庫を確認した方が早く…しかしながらそれを書いた時の感情や思考などは脳内メモリに残ったままなので、ストレージを確認した瞬間にそれらがブワーッと表に出てくるのが面白いですね。
そのブワーッと出てきたものを拠り所にしてSSを書く感じです。

(伝わっているだろうか)

しかし本当に時間がかかってしまって申し訳ないので、エアスケブの類は二度とやるまい…と決めました。
リクエストしてくださった方、本当にすみません、もうちょっとかなり気長にお待ちください。

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Posted by eleki